「Bonneville Bobber TFC」販売開始

トライアンフ新型「Bobber TFC」が3月27日に販売開始される。「Thruxton TFC」「Rocket 3 TFC」に続く、Triumph Factoryカスタム(TFC)第3弾モデル。

「Bonneville Bobber TFC」販売開始

搭載された1,200ccエンジンは大幅にアップグレードされ、「Bobber」と比べ最高出力は13%アップした87PSとなった。レッドゾーンは500rpm引き上げられ、7,500rpmとなっている。厚みのあるトルクも「Bobber TFC」の持ち味。最大トルクは4Nmアップして110Nmとされた。


トライアンフによるファクトリーカスタム

サイレンサーはArrow製。軽量化されたシングルスキンヘッダーパイプを組み合わせ、深みのあるブリティッシュツインのサウンドを響かせてくれる。

トライアンフによるファクトリーカスタム

サスペンションでは、フロントにはOhlins製43mm径フルアジャスタブル倒立フォークを、リアにはOhlins製アジャスタブルユニットを採用。スムーズでエレガントな走りを実現した。

トライアンフによるファクトリーカスタム

「Bonneville Bobber TFC」販売開始 ― トライアンフによるファクトリーカスタム

制動系ではBrembo製4ピストンM50ラジアルものブロックツインキャリパーとBrembo製ツインフローティングディスクを採用。パワフルな走りに見合った優れた制動力をライダーに提供する。

車重は「Bobber」と比較して5kgの軽量化を実現。エンジン、サイレンサー、カーボンボディパーツ、テールライトの軽量化でこれを実現しており、敏捷性を高めている。

「Bonneville Bobber TFC」販売開始 ― トライアンフによるファクトリーカスタム

ライダー重視の先進テクノロジーを採用。クラッチレバーの操作力を軽減する「トルクアシストクラッチ」や、ワンランク上の乗り味とコントロールを実現する「ライドバイワイヤ」などが搭載されている。ライディングモードでは「Bobber」に採用されている「ロード」と「レイン」に加え、「スポーツ」モードが装備された。

トライアンフによるファクトリーカスタム

デザインは「Bobber」の佇まいを受け継ぎつつ、「TFC」独自の装備でシルエットをさらに研ぎ澄まし、これまで以上に力強い存在感を主張している。ボディカラーは「カーボンブラック/マットカーボンブラック」のツートーンで、ユニオンジャックがアクセントとして配された。

トライアンフによるファクトリーカスタム

世界限定750台での販売。一台一台が特別なモデルであることを示すため、TFCバッジにはシリアルナンバーが刻まれた。メーカー希望小売価格は238万9,000円。

「Bonneville Bobber TFC」販売開始 ― トライアンフによるファクトリーカスタム