Maserati(マセラティ)とファッションブランドのErmenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)が作ったシルク素材のインテリア「ゼニア・エディション・インテリア」が、11月23日まで開催中の名古屋モーターショーに登場している。12月4日開幕の大阪モーターショーにも展示予定だ。

目を引くのはふんだんに使っているシルク素材。光沢感、豪華さに加え、クルマの内装に求められる耐摩耗性、耐久性、衝突安全性と優れたホールド感を備えるそう。背もたれと座面の中央部分、ドアパネル、ルーフライニング、サンバイザー、シーリング ライト フィクスチャーに採用する。


背もたれと座面のシルクはヘリンボーンパターンで強度を高めている。またドアパネルの中央部分は斜めのロールパターンで飾ってあり、濃淡のついた加飾ステッチと交互のリブ織りで構成。同じファブリックをルーフライニングとサンバイザーのカバーにも使っている。



これにライトグレーのステッチを施した「ブラック」「タン」「レッド」3種類のファイン・グレイン・レザーいずれかを組み合わせる。

ヘッドレストには、マセラティ ブランド エンブレムのトライデントの刺繍が施してある。サンバイザーの内側には、ブランドラベルであるグログランの「Ermenegildo Zegna Exclusively for Maserati」があしらってある。

ゼニアのインテリアを選べるのは「クアトロポルテ」「ギブリ」の両車種。メーカーオプションという位置付けで、価格はクアトロポルテが102万4,457円(税込、以下同じ)から、ギブリが71万4857円となかなかすごい。オプションを購入した人向けに、「ゼニア・エディション・インテリア・ウェルカム パッケージ」が用意してあり、マセラティとエルメネジルド・ゼニアから感謝の気持ちだというレザーボックス入りのキーリングなどを受け取れる。
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