輸入車の価格改定が進んでいる。マセラティの4ドアセダン「クアトロポルテ」3モデル、スポーツカー「ギブリ」3モデルも値上がりが決まったが、同時に従来は有償だったメンテナンスプログラムを標準化するなど装備内容を充実している。



今回標準化したメンテナンスプログラムとは、マセラティの車両を良質な状態に保つため17項目の「マセラティ指定点検項目」と「法定12か月点検」の部品代・工賃、およびエンジンオイル、オイルフィルタなどの消耗部品がパッケージとなった3年間のプログラム。


またクアトロポルテの現行モデルを新車で買うと、レストラン予約、旅行の手配、コンサートチケットの手配、スポーツ観戦の予約などを手助けする「コンシェルジュサービス」が付く。

さらにギブリはフロント&リア・パーキングセンサとリア・ビュー・カメラの標準化、ギブリ S はリア・シート・ヒータとリア電動サンシェードの標準化を行っている。

価格改定は例えばクアトロポルテ S が従来の1,265万円から1,310万円に、ギブリは同834万円から895万円にと、およそ2~7%の値上げ幅になっている。

なお「グランカブリオ」「グラントゥーリズモ」については価格改定や装備の変更はないという。