メルセデス・ベンツのミドルサイズSUV「GLC クーペ」に、プラグインハイブリッド（PHV）の四輪駆動モデル「350 e 4MATIC クーペ」が追加され、4月3日に販売開始された。


「GLCクーペ」は、クーペのフォルムとSUVの存在感を両立させた“SUVクーペ”。「Cクラス」と同等の安全・快適装備を備えつつ、「GLC」と同等の走行性能・利便性を実現している。


今回追加された「GLC 350 e 4MATIC クーペ」では、パワーユニットに最新世代のプラグインハイブリッドシステムが採用された。エンジンは単独で最高出力211PS、最大トルク350Nmを発生する2.0リッター直列4気筒ターボ。これに対し、先代よりもリチウムイオンバッテリーの蓄電容量をアップさせた電動ユニットを組み合わせ、システムでの最高出力320PS、最大トルク700Nmを実現している。130km/hまではモーターのみでEVのように走行することも可能で、モーターでの航続距離は45.2kmを達成した。


メーカー希望小売価格は922万円。