「E.T Scooter」は、ユニークなデザインを持つ折り畳み式電動スクーター。バイクの駐車場不足を解決するために設計された。


ここ1~2年、欧州や米国で発表された折り畳み電動スクーターには、ラストマイル問題を解決する目的で開発され、電車やバスに持ち込める設計になっているものが多かった。


だが「E.T Scooter」は、駐車場不足を解消するために設計された電動スクーター。その車重は約30キロと、持ち運んだり、電車に持ち込んだりするには大きすぎ、重すぎるサイズだ。だがその分、通常のスクーターに近い感覚で乗ることが可能になっている。


 

「E.T Scooter」は、折り畳めば、オフィスの片隅に置いておけるコンパクトサイズとなる。通勤先にバイク用の駐車場がない場合には、この折り畳み機能は便利だろう。自動車のトランクに入れて運ぶにもちょうど良いサイズとなる。




カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色展開。航続可能距離は2時間の充電で約35キロ。仕事中にオフィスで充電可能な環境であれば、往復50~70キロの通勤に対応できる。



「E.T Scooter」は現在、市販に向けて kickstarter で出資者を募集中。資金調達に成功した場合、2015年1月からの販売開始を予定している。