「自転車ツーキニスト」の最大の悩みは、会社近くでの駐輪場探し。路上駐輪しておき、盗難にあったときのダメージは計りしれません。駐輪場の無いアパートに住んでいる場合にも、同じ悩みが発生します。

The Gi Bike は、この問題を解決する電動アシスト自転車「Gi Bike」を開発しました。市販に向けた量産化実現のため、近日中に Kickstarter による資金調達を開始する予定です。



「Gi Bike」はサンフランシスコのように坂が多く、土地が狭い街での利用を想定して開発された折り畳み式電動アシスト自転車。モーターによるアシストで坂を楽に登れるだけではなく、使用しないときにはコンパクトに折り畳むことができます。アパートの玄関や、オフィス内に置いても、邪魔にならないサイズが特徴です。

「Gi Bike」であれば、サンフランシスコのきっつい坂でも登れます
「Gi Bike」であれば、サンフランシスコのきっつい坂でも登れます

「Gi Bike」の最大の特徴は、簡単に折り畳めること。The Gi Bike によれば、折り畳みに必要な時間はわずか3秒なのだとか。これが本当であれば、使用する度に折り畳み作業が必要な環境であっても、それほど苦にならないかもしれません。

走行時のサイズは、通常の自転車と同じ
走行時のサイズは、通常の自転車と同じ

わずか3秒でこの形態に!
わずか3秒でこの形態に!

「Gi Bike」の各機能は、スマートフォンでコントロールします。ハンドル部分にスマートフォンを取り付ければ、バッテリーの残量や現在の走行速度をスマートフォンで表示できます。Gi Bike のロック/アンロックも、スマートフォンから可能。付属の USB ポートにスマートフォンを接続すれば、スマートフォンを充電することもできます。

「Gi Bike」のロック/アンロックも、スマートフォンからコントロールできます
「Gi Bike」のロック/アンロックも、スマートフォンからコントロールできます

バッテリーを含む重量はおよそ17キロ。一回の充電で約64キロの走行が可能です。

バッテリーはフレーム内に取り付けられています
バッテリーはフレーム内に取り付けられています

一回の充電で約64キロの走行が可能
一回の充電で約64キロの走行が可能

坂が多くて、土地が狭い。これって、日本の大都市の多くに当てはまりますよね。資金調達に成功したら、日本でも是非販売して欲しいところです。電動アシスト機能を持たない、通常の折り畳み自転車版「Gi Bike」の販売も予定されているそうですよ。

古いビルの狭いエレベーターにも持ちこめますよ!
古いビルの狭いエレベーターにも持ちこめますよ!