真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」

「XT50」は寒冷地に対応したキャンピングトレーラー。米国コロラド州に本拠を置くHigh Altitude Trailerが開発しました。

真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
「XT50」があれば、冬もキャンプができる!

断熱性に優れたフォームコアをシェルに採用しているのが特長。このシェルは厚みが約3.2センチもあり、内部の温かさを外に逃がさず気温と乗員の体温を保ってくれます。このシェルが真冬のオートキャンプを可能にした秘密なのだそうです。


真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
防音性も高いそうです

筆者は「XT50」の防寒性能にばかり着目していたのですが、High Altitude Trailerの社長であるRobert Doshiさんは、春夏向けに空調の付いたトレーラーの出荷も準備している点も強調。この春夏エディションでは、シェル素材の断熱性の高さは内部を涼しく保つのに効果を発揮するそうです。

この素材にはほかにもメリットがあります。金属とは異なり錆びることがなく、木材と違い腐食の恐れがありません。また、外観を自由にデザインできるというメリットも持っています。カラーチョイスも豊富となり、イエロー、オレンジ、レッド、ブルーなどを含む10色展開が可能となりました。

真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
デザインが今風、カラーが豊富です

インテリアサイズは長さ203x幅152センチと、このタイプとしてはかなり広め。長さが足を伸ばして眠るのに十分であるのはもちろん、幅も大人2人が宿泊するのに少し余裕を持てるサイズとなっています。

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クイーンサイズのマットレスが設置できます

真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
サイズ感、伝わるでしょうか?

室内は木張り仕上げで、カラーは標準ではアーモンド。寒い日でも温かみが感じられる色合いが選択されています。カラーには有料オプションがあり、ブラック、ホワイト、グレーを選択することもできます。

真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
外は寒くても、室内は暖かい

200Wのパイオニアサウンドシステムを搭載。防音性の高いシェルの中で、良い音を響かせてくれそうです。

オフロード性能が高いのも「XT50」の大きな特徴。オプションでオフロードホイール&タイヤが用意されています。さらに、最低地上高を高めるパッケージも。日本ではオフロード対応の必要性はほとんどないのですが、雪道での走行には役立つと考えられます。

真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
雪道でもスタックしにくいオフロード性能

キッチンはリアに装備されています。コンロにはキャンプシェフ製が採用されました。

真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
クーラーボックスやオーブンも見えます

価格はベースプライスで1万8,400ドルから。日本から購入する場合、電話やEメールなどで細かい仕様を相談し、完成後はコロラド州のHigh Altitude Trailerの本社に出向いて自力で日本に輸送することになります。無事輸送できたあとも役所との折衝など、いろいろと苦労はありそう。そんな苦労を楽しめる人に「XT50」はおススメです。

真冬にオートキャンプ!―寒冷地に対応したキャンピングトレーラーHigh Altitude Trailerの「XT50」
ポップアップテントを装備すれば4人泊まれます

(本稿中の画像はHigh Altitude Trailerの社長であるRobert Doshiさんより許諾を頂き、同社の公式Webサイト、公式Facebookページから転載させていただきました)