高速道路は帰省ラッシュ&Uターンラッシュで絶賛渋滞中!のろのろ運転を続け、ストレスがたまっている人も多いのではないでしょうか? 「たまにはエンジンを高回転域まで回し、気持ち良く走ってみたい!」そう感じている人も多いはずです。

そんな方におススメなのが、新東名高速道路「NEOPASA清水」で開催されている「新東名・ハイウェイ・モーターショー Produced by KURUMAG.」。メーカーの枠を超え、いま話題のクルマたちが勢ぞろいしているミニモーターショーです。その最大の特徴は、運が良ければ希望するクルマの助手席に乗り、その走りを体感できること。渋滞に疲れた方、クルマ本来の楽しさを味わえるチャンスかもしれません!


■試乗するには?
試乗するには、イベントの受付で希望するクルマの試乗申し込みをします。クルマが空いていて、試乗コースも空いていて、運転してくれるドライバーさんが空いていれば、すぐに乗れることもあるのだそう。でも、タイミングによっては数時間待ちということもあるそうです。

白いテントが試乗受付場所です
白いテントが試乗受付場所です

■マツダロードスターに試乗できました
この日、筆者が乗せてもらったのはマツダロードスター。助手席に座り、試乗コースを3分ほど回ってもらいました。

試乗したマツダロードスター  良いお尻ですね
試乗したマツダロードスター
良いお尻ですね

コースはサービスエリア内に設けられた一角。決して広いとは言えません。でも、ドライバーの方がうまいので、マツダロードスターの魅力を十分楽しむことができました。軽量なFR車の走りだしは、しばらく忘れていた感覚です。そしてよく言われていることですが、旋回時のロールが深い。なのに、乗っていて不安感はまるでありません。いや、これ、良いクルマです!

サービスエリア内に設けられた試乗コース  意外と狭い?
サービスエリア内に設けられた試乗コース
意外と狭い?

この日、東名阪自動車道の四日市IC付近で大渋滞にはまってしまった筆者。ストレスはたまりまくっていたのですが、わずか3分の試乗でほぼ吹き飛びました。オープンカー、最高です!

オープンカーは楽しい!
オープンカーは楽しい!

試乗中のマツダロードスター車内  ドライバーの方のテクニックはさすが!でした
試乗中のマツダロードスター車内
ドライバーの方のテクニックはさすが!でした

■実際に乗れる、触れる!
マツダロードスターに乗りたい!と思っている人は多いでしょう。乗れなくても、一度で良いから触ってみたいという人も多いはず。でも、家族がいるとなかなか購入には踏み切れませんよね。ディーラーに行って眺めるだけ、と思っても、家族は「買いもしないのに、どうしてお店に行くの?」と止めに入るはずです。

家族のいる人には、実用的とは言えない乗り物です…
家族のいる人には、実用的とは言えない乗り物です…

でも、そのロードスターが旅行途中で立ち寄ったサービスエリア内にあるとなれば、奥さまも文句は言わないでしょう。

試乗ができるとは限らないのですが、少なくとも間近で眺め、触ることはできます。

アイドルの握手会に出掛ける方、いますよね? 筆者は握手会の存在意義がよくわからなかったのですが、でもきっと、実際に会って手を握れば、好きになってしまうものなのでしょう。その握手会と、「新東名・ハイウェイ・モーターショー Produced by KURUMAG.」は少し似ていると思います。クルマって写真で見ても良いですが、実際に自分の手で触ると好きになります。

■もちろん、ロードスターだけではありません
展示されているのは、ホンダ、マツダ、三菱、ダイハツ、GM、フォード、BMW、テスラといったメーカーの、話題の新車約20台。クルマたちのセレクトは、2013年からNEXCOが発行しているフリーペーパー「KURUMAG.(クルマグ)」編集部によるものだそう。メーカーさんからのプッシュで集められたものではないので、本当に面白いクルマばかりが並んでいます。

クルマ選択の基準は、見て楽しく、乗って楽しいこと。「クルマって、楽しいよね」と思える車種だけを選んだそうです。

たとえばシボレーの「コルベット Z06 コンバーチブル」。このクルマが選択された理由は、音を体感して欲しかったから。雑誌を読んだり、写真を眺めたりしても伝わることのない、吹き上げる音を体感して欲しくてこのクルマを選んだそうです。

「コルベット Z06 コンバーチブル」が選択された理由は、その音
「コルベット Z06 コンバーチブル」が選択された理由は、その音

見よこのセンター4本出しマフラー!
見よこのセンター4本出しマフラー!

そしてオープン!
そしてオープン!

そしてこのすぐ隣に展示されていたのがホンダの「S660」。こちらも話題のオープンスポーツカーではありますが、そうは言っても軽自動車。659馬力の「コルベット Z06 コンバーチブル」のすぐそばに64馬力の「S660」が並んでいるのが、このモーターショーの面白いところでしょう。

ホンダ「S660」  最高出力は「コルベット Z06 コンバーチブル」の10分の1以下
ホンダ「S660」
最高出力は「コルベット Z06 コンバーチブル」の10分の1以下

でも楽しさは互角?
でも楽しさは互角?

その他、BMWの「218d」やMINIの「John Cooper Works」、ダイハツ「コペン」、そしてテスラの「モデルS」など、様々なメーカーの人気車が展示されています。また、この日は「妖怪ウォッチ」のコマじろうカ―も展示されていました。

BMWの「218d」
BMWの「218d」

ディーゼルエンジンでも「駆け抜ける喜び」は体感できる?
ディーゼルエンジンでも「駆け抜ける喜び」は体感できる?

MINIは「John Cooper Works」が展示されていました  アドレナリン!
MINIは「John Cooper Works」が展示されていました
アドレナリン!

こちらは電気自動車テスラ「MODEL S」
こちらは電気自動車テスラ「MODEL S」

充電中でした
充電中でした

コペンは「Cero」と「Robe」が展示されていました
コペンは「Cero」と「Robe」が展示されていました

この日は妖怪カー「コマじろう」も!  子どもたちに人気でしたよ
この日は妖怪カー「コマじろう」も!
子どもたちに人気でしたよ

■ナイトカフェも!
8月13日から15日の3日間限定で、24時まで営業するナイトカフェも開催されています。この時間帯は試乗体験はできませんが、自動車を眺めながら渋滞疲れを癒すことができます。ただし、ナイトカフェは雨天中止だそうです。

8月14日に開催されたナイトカフェの模様  (画像提供:中日本エクシス)
8月14日に開催されたナイトカフェの模様
(画像提供:中日本エクシス)

■「新東名・ハイウェイ・モーターショー Produced by KURUMAG.」概要
◆日時:2015年8月8日から16日の9時から18時
17時45分くらいからはクルマの片づけが始まってしまうので、見たいクルマのある方は早めの来場をおススメします。
◆各自動車メーカーの最新モデル展示
◆特設コースでの同乗体験会
◆ナイトカフェ 3日間限定(8/13~8/15) 18時~24時