ドイツの企業向けソフトウェア大手の SAP は、同社のカンパニーカー全体に占める電気自動車(EV)の割合を、2020年を目処に、20%に拡大することを発表した。

また、これを記念して、同社のカンパニーカーとして10台目となる EV の保有者に車の鍵が進呈された。年内にはさらに50台の EV が導入される予定。


このほか、世界規模で設置を進めている充電インフラでは、同社として50か所目にあたる充電ステーションをワルドルフの拠点に設置する。また、これらと並行して、従業員の移動ニーズと EV の充電容量を適合させるため、充電ステーションの管理ソリューションも開発中である。

SAP は今後、EV の動力源には、100%再生可能エネルギーのみを使用する予定。これは、2020年までに温室効果ガスの排出量を2000年のレベルまで削減するという、長期的なプログラムの一環。この中では、二酸化炭素排出量を、2007年の総排出量の約半分に削減する取り組みも行われる。

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