エチオピアの首都アディス・アベバで、生きたヤギを自転車で運ぶ男が撮影され、話題になっています。


男性はヤギをベルトのようなもので背中に括り付け、交通量の多い車道をかなりの速度で走行しています。でもヤギは怖がる様子も見せず、前足を男性の肩の上に乗せて、リラックスした様子で運ばれています。


カメラが前方に不思議な物を発見 (画像出典:YouTube ユーザー Nuno Sa 氏)
カメラが前方に不思議な物を発見 (画像出典:YouTube ユーザー Nuno Sa 氏)

近寄ってみると、それはヤギ! (画像出典:YouTube ユーザー Nuno Sa 氏)
近寄ってみると、それはヤギ! (画像出典:YouTube ユーザー Nuno Sa 氏)

ヤギは男性の肩に行儀よく前足をのせ、おとなしく運ばれています  (画像出典:YouTube ユーザー Nuno Sa 氏)
ヤギは男性の肩に行儀よく前足をのせ、おとなしく運ばれています
(画像出典:YouTube ユーザー Nuno Sa 氏)

この動画が投稿された YouTube のコメント欄には、生き物を背中に背負って走る人の存在に驚いた人からの次のような書き込みが多数投稿されています。

「インドや中国、それに台湾のような国々では、自転車に様々なものを乗せて走る光景をよく目にする。だが、生きたヤギを背負って走る光景は、初めて見た」

ではこの男性は何が目的で、ヤギを背負って走っているのでしょうか? あるコメントによれば、この男性は生きたヤギのデリバリーをする「ヤギの宅配便」で生計を立てているそうです。

「この男性は仕事でヤギを運んでいる。ヤギやヒツジが必要になったとき、彼に電話すれば、こうやって運んでくれるのだ。ちょうど、ドミノピザが、玄関口までピザを運んでくれるように…。彼はエチオピアの深夜番組に何度か登場し、こうして生活していると語っていた」

一般の方からの書き込みなので、その真偽はわかりません。でも、同様の投稿は他にもあります。

「顧客が家畜市場でヤギやヒツジを選択した後、このような男性を雇う。男性は、購入済みのヤギやヒツジを背負って自転車に乗り、顧客の住所までそれを届けるのだ」

読んでいると、なるほどと納得しそうになります。が、アディス・アベバは約300万人が暮らすエチオピアの首都。動画を見ればわかる通り、交通量はかなりのものです。そこでこのような自転車による「ヤギの宅配便」サービスが実施されているとは、ちょっと驚きです。


自転車で生きたヤギを運ぶ男が話題に(画像出典:YouTube ユーザー Nuno Sa 氏)