「人は年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから、年をとるのだ」

これは、ダブリン生まれの劇作家 ジョージ・バーナード・ショーの残した名言の1つです。


英国のデザインブランド「ダフィーロンドン」は、この名言からインスピレーションを得たブランコ付きのテーブル「The King Arthur、The Round Swing Table(アーサー王と、揺れる円卓)」を製作しました。


ダッフィーロンドンは、会議で「アーサー王と、揺れる円卓」を使用することの効果について、次のように説明しています。

「会議室を Swing Table で遊び場にしてしまえ。そうすれば、ミーティングは楽しく、活気溢れるものになり、スタッフは停滞から脱出できるだろう」

ブランコに乗って遊びながら会議  「アーサー王と、揺れる円卓」
ブランコに乗って遊びながら会議
「アーサー王と、揺れる円卓」

ダフィーロンドンは、以前からブランコ付きテーブル「Swing Table(ブランコテーブル)」を販売していました。「アーサー王と、揺れる円卓」は、この「ブランコテーブル」をさらに進化させたものです。

ダフィーロンドンの「Swing Table」  テーブルが長方形なので、えらい人の座る場所は  なんとなく決まってしまいます
ダフィーロンドンの「Swing Table」
テーブルが長方形なので、えらい人の座る場所は
なんとなく決まってしまいます

「アーサー王と、揺れる円卓」では、テーブルは、卓を囲むものすべてが対等であることを意味する「円卓」になっています。そう、このテーブルの名前は、シドニーラニアによる物語「アーサー王と円卓の騎士」にちなんで付けられたものなのです。

「アーサー王と、揺れる円卓」に座れば、社長も平社員もみんな平等。このテーブルを使って会議をすれば、参加者は社内の上下関係にとらわれることなく、自由にアイディアや意見を言えるようになる……はずです。


もし、そうならなかったとしても、このテーブルには大きなメリットがあるのだそう。「アーサー王と、揺れる円卓」に取り付けられた(吊り下げられた?)椅子には足がないため、通常のテーブルよりもずっと掃除機をかけるのが楽なのだそうですよ。

確かに、掃除は楽そうです
確かに、掃除は楽そうです

価格は、6,895ポンド(約119万2,000円)からです。日本への送料が、別途1,750ポンド(約30万2,400円)程度かかります。