同スクーターの開発にあたりホンダは「若者の通学や通勤、さらには普段の生活の楽しみを広げるスクーター」をテーマに設定し、若者がスクーターを活用している状況や、スクーターに求めるデザインと使い勝手などについて徹底的にリサーチしたという。その結果、気軽に移動を楽しんでもらいたいという想いを込めて、開発コンセプトを「プレミアムスニーカー」と定めた。
スタイリングは、プレーンで無駄のない面で構成。ボディーサイドにモールをデザインしたことで、上質感と個性を主張している。また、着座位置の自由度が高いロングシートやフラットで広いフロアなどにより、リラックスしたライディングポジションを可能としている。
フラットで広いフロアを採用
エンジンには、新開発の水冷・4ストローク・OHC・単気筒50cc の「eSP(イーエスピー)」を搭載。低フリクション技術を多岐にわたって採用するとともに、アイドリングストップシステムによって、優れた燃費性能と環境性能、そして力強い出力特性を実現した。