三菱自動車「eKクロス」「eKワゴン」が一部改良を受け、8月20日に販売開始された。

三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良 - 「e-Assist」「マイパイロット(MI-PILOT)」の機能向上
「eKクロス」「eKワゴン」一部改良
(画像は「eKクロス」)

「eKクロス」「eKワゴン」は2019年3月に発売された軽ハイトワゴン。このうち「eKクロス」はSUVテイストを持つクロスオーバーモデルで、フロントフェイスには三菱のフロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が採用されている。


三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良 - 「e-Assist」「マイパイロット(MI-PILOT)」の機能向上
「eKクロス」のフロントフェイスには「ダイナミックシールド」を採用

一方、「eKワゴン」は「キュート・シック」をコンセプトに持つ軽ハイトワゴンで、内外装では明るくカジュアルなイメージが表現されている。

三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良 - 「e-Assist」「マイパイロット(MI-PILOT)」の機能向上
「キュート・シック」な「eKワゴン」

今回の一部改良では、安全性能の向上とドライバーの負担軽減をテーマに、乗員すべてに安心・安全を提供することを目指した。

安全性能では、予防安全技術「e-Assist」に4つの機能「標識検知機能[TSR]」「前方衝突予測警報[PFCW]」「先行車発進通知[LCDN]」「ふらつき警報[DAA]」を追加。アクティブセーフティを向上させた。また、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]の夜間の検知性能を向上させている。

三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良 - 「e-Assist」「マイパイロット(MI-PILOT)」の機能向上
「e-Assist」に機能を追加してアクティブセーフティを向上

ドライバーの下肢部にかかる衝撃を緩和する運転席SRSニーエアバッグを追加設定。また、リヤシートベルトのプリテンショナー機構や着用ウォーニング着座センサーを設定し、パッシブセイフティーも向上させた(「eKクロス」に標準装備、「eKワゴン」にメーカーオプション設定)。

三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良 - 「e-Assist」「マイパイロット(MI-PILOT)」の機能向上
運転席SRSニーエアバッグを追加設定

ドライバーの負担軽減では、高速道路同一車線運転支援技術「マイパイロット」の機能向上と、「ヒルディセントコントロール[HDC]」の採用が実施されている。

三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良 - 「e-Assist」「マイパイロット(MI-PILOT)」の機能向上
ヒルディセントコントロール[HDC]作動イメージ

ボディカラーでは「eKクロス」に「サファイアブルーメタリック」「サファイアブルーメタリック/スターリングシルバーメタリック」を新設定。モノトーン6色、2トーン5通りのラインアップとした。

三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良
「eKクロス」には新色を追加

メーカー希望小売価格は次の通り。

三菱「eKクロス」「eKワゴン」一部改良