トヨタが「GRヘリテージパーツプロジェクト」を拡大。トヨタ 2000GTの補給部品を復刻し、国内、海外向けに再販売する。


このプロジェクトは、すでに廃版となっていた補給部品を復刻・再生産し、純正部品として再販売する取り組み。トヨタはすでに2019年5月には、A70型・A80型「スープラ」向けの部品復刻・再販売を発表していて、トヨタ 2000GTはこのスープラに続く車種となる。


トヨタ 2000GTはヤマハ発動機の協力を得てトヨタ自動車が1967年に発売したスポーツカー。1970年の生産終了まで337台が生産された。直列6気筒DOHC 2,000ccエンジンや4輪ダブルウィッシュボーンサスペンション、4輪ディスクブレーキ、ラジアルタイヤ、マグネシウムホイール、リトラクタブルヘッドランプなど、日本初の技術を採用し、当時の欧州のスポーツカーに並ぶ性能（最高速度220km/h）を誇った。

復刻されるパーツは、トランスミッション関係ではギヤ、シンクロハブ・スリーブなど。デファレンシャル関係はファイナルギヤキット、リングギヤセットボルトとなる。



発売時期などについてはTOYOTA GAZOO Racingの公式Webサイトを参照されたい。