フィスカー「OCEAN」にオプションパッケージ「Force-E」が設定されました。ボンネットに窪みを作ってスペアタイヤを配置し、独自のデザインを形成しています。


オリジナル版のフィスカー「OCEAN」は、「世界一環境に優しいクルマ」を謳う電動SUV。電動パワーユニットの採用により排出ガスがゼロであるのはもちろん、インテリアには家庭から回収されたペットボトルや廃棄された魚網、海で回収されたプラスチックゴミをベースとしたリサイクル素材が採用されています。



エコでありながら走行性能が高いのも「OCEAN」の魅力。パワーユニットは最高出力306馬力を発生し、ストレスの無い走りを実現しています。

今回設定されたオプションパッケージ「Force-E」は、「OCEAN」のオフロード性能をさらに高めるパッケージ。最低地上高をアップさせるアップグレードされたサスペンション、オフロードに対応したホイール＆タイヤ、バンパーに装備された追加ヘッドライト、スカッフプレート、ライト付きルーフラックなどが採用されます。


外観上の最大の特徴はスペアタイヤの装備でしょう。SUVではリアゲートに設置されることが多いのですが、「Force-E」ではボンネットに窪みを作って設置しています。「OCEAN」は電気自動車でボンネット下にエンジンは無いため、このようなレイアウトが可能となりました。


ボンネット下には飲料水タンクが装備されていて、フロントバンパーのタップから水を出して飲むことが可能に。この機能が「OCEAN」の利用範囲をさらに広げます。


「OCEAN」の生産は2021年の終わりに、納車は2022年に開始される予定となっています。