輸入車・自動車用品を取り扱うホワイトハウスの子会社TCLが販売するプレハブ工法ハウス「EZDOME HOUSE」が、山梨県の医療施設「医療法人南斗六星会 加田クリニック」に導入された。新型コロナウイルスの院内感染を防ぐための試み。

キャンプ・アウトドア向けの「EZDOME HOUSE」が新型コロナ対策として医療施設に導入
医療施設設置例:外観

院内感染を防ぐには発熱している患者さんを隔離するスペースを設置する必要がある。その隔離室、臨時診察室などとして「EZDOME HOUSE」を設置したり、設置に向けた検討をしている病院が増えてきているという。


キャンプ・アウトドア向けの「EZDOME HOUSE」が新型コロナ対策として医療施設に導入
医療施設設置例:内観

加田クリニックにおいては、クリニックを訪れた患者さんの体温を入口でチェック。発熱している場合はクリニック内ではなく、手前に設置した「EZDOME HOUSE」で診察する。 東京の総合病院にも間もなく「EZDOME HOUSE」が設置される予定だという。

キャンプ・アウトドア向けの「EZDOME HOUSE」が新型コロナ対策として医療施設に導入
医療施設設置例

「EZDOME HOUSE」は移設・組み立てが簡単な“DIYプレハブ工法ハウス”。工具があれば専門的な知識のない人でも、2人で60分ほどで組み立てが可能だ。壁面パネルの素材には外部からの衝撃に強く、高い耐水性を持つHDPE(高密度ポリエチレン)が採用されており、紫外線遮断処理加工により高い耐久性を持っている。