テスラによる5.2kWhバッテリーモジュールを搭載しているのが最大の特徴。400Wソーラーパネルとの組み合わせにより、オフグリッドとなるキャンプ地でも家にいるのと同じような生活を送れる“家電のキャンピングカー”に仕上げられています。例えばLED照明、冷蔵庫、オーディオシステムなどを半日近く使っても余裕なのだとか。さらなるバッテリー容量を求める人には、オプションで10.1kWhバッテリーを装備した「アップグレード」、15.1kWhの「マニアック」パッケージも用意されています。
天井はLED照明がぎっしり
シンクの脇には2口コンセントも
室内は基調カラーは白と木目として、明るく温かみのある雰囲気に仕上げられています。Ready.Set.Vanはキャンプスタイルに合わせて、「ベース」「ベース+」「放浪者」の3つの室内バージョンを用意。この中でもっとも実用的なのは「ベース+」となるでしょう。
「ベース+」バージョンでは、ベッド、リビング&ダイニング、IH調理器付きのキッチンを装備。さらにベッド下にはアウトドアギアを収納できるエリアも用意されています。ここまでは「ベース」と同じなのですが、「ベース+」はさらにシャワーを装備。長期滞在に対応します。
なんなら住めそうな広さです
「放浪者」はさらに長期の滞在にフォーカスしたバージョン。アウトドアギアを収納するエリアを無くして、最大で6人が座れるダイニングエリアを用意しました。
キャンプ先でパーティを楽しめます
自然を楽しむためのキャンプなのに、“家と同じ生活ができる”のがメリットってどうなの?とも思いますが、例えばマウンテンバイクを楽しみたい、カヤックを楽しみたい、といったアウトドアアクティビティが主な目的の人にとっては、キャンプでの生活はなるべく快適で普段通りの方が良い、ということも。そのようなキャンプシーンには「Ram ProMaster」がぴったりなのかもしれません。