小さなキャンピングカー「Solo 01」
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

「Solo 01」は小さなキャンピングカー。インドのBillboards Collectiveが製作したプロトタイプです。

小さなキャンピングカー「Solo 01」―
小さなキャンピングカー「Solo 01」
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

リクシャー(トゥクトゥク)をベースに、荷台にタイニーハウスを載せた構造。タイニーハウスは1.8x1.8メートルサイズで、内部はアーチストなどが1人で過ごすのに適したデザインとされています。


小さなキャンピングカー「Solo 01」―
インドでは手に入りやすいリクシャーがベース
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

このわずかなスペースには、生活に必要な設備がぎっしり。キッチン、トイレのほか、なんとバスタブも装備されています。

小さなキャンピングカー「Solo 01」―
インドでバスタブ!
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

ベッドはリクシャーの運転席上に張り出して設置されています。この構造は外から見るとキャブコンのような外観を生み出しました。

小さなキャンピングカー「Solo 01」―
ある意味、ロフト付き?
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

小さなキャンピングカー「Solo 01」―
外観はキャブコンのよう
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

ルーフトップはテラス。直射日光を遮るパラソル、リラックスできるデッキチェアなどが設置されています。また、ソーラーパネルやウォータータンクも装備されました。このルーフトップにはハシゴを使って登れます。ルーフにそれだけモノを載せて大丈夫かと思ってしまいますが、Billboards Collectiveによれば重さの配分は適切に行われており、倒れることはないのだとか。

小さなキャンピングカー「Solo 01」―
前方にソーラーパネル、右後方にウォータータンク
左にパラソル、中央にデッキチェアという重量配分
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

タイニーハウス部分は6本のボルトで車両に固定されており、不要なときには取り外しが可能。また、他のリクシャーに移すことも比較的簡単にできるとしています。

小さなキャンピングカー「Solo 01」
重さを考えると、移設はそれなりに大変な気がします
(C)BILLBOARDS、Arun Prabhu N G

Billboards Collectiveは「Solo 01」プロトタイプにより、わずか1.8x1.8メートルのスペースしかなくても、“最低限の生活が可能な空間”ではなく、“十分実用にたえる空間”を持つタイニーハウスが製作可能なことを証明したとしています。