ウェザーニューズが「第六回桜開花予想」を発表した。3月末までに北陸を含む西・東日本のほぼ全域で開花し、東北南部でも咲き始めるとしている。

ウェザーニューズが「第六回桜開花予想」発表

■ 第六回桜開花予想
今年のソメイヨシノの開花は東京(靖国神社)で3月14日にスタートし、1953年の観測開始以来最早を記録した。今週末から来週にかけて西・東日本で続々と開花し、東京都心では来週にも満開を迎える所がありそう。


ウェザーニューズが「第六回桜開花予想」発表

3月末までに北陸を含む西・東日本のほぼ全域で開花し、長野でも4月上旬には開花を迎える予想。西・東日本の広範囲で例年よりやや早い~早い開花となり、記録的な早さとなる所もある見込み。ただ、九州南部では例年・昨年よりやや遅くなる見通し。

北日本では3月29日に福島が開花し、30日に仙台が続く。4月下旬には桜前線が北海道に上陸し、函館は4月22日、札幌は4月23日に開花する予想。

各エリアごとの桜開花傾向は以下の通り。なお、全国の桜の名所800か所の情報については、ウェザーニューズのWebサイト『さくらCh.』で確認できる。

■ 各エリアの桜開花予想
◆ 北海道
今年は例年並の開花となる所が多い見込み。

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北海道には桜前線は4月下旬に道南へと到着し、5月中旬にかけて道北や道東へ北上していく。4月22日に函館が、23日に札幌が開花し、4月末に満開を迎える予想。全国で最も開花が遅い釧路方面でも5月上旬に咲き始め、中旬にかけて満開を迎える見込み。

◆ 東北
今年は例年よりやや早い~早い開花となる所が多い見込み。

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3月29日に福島から開花が始まり、30日に仙台、4月6日に山形が続く。4月中旬にかけて開花エリアが広がっていき、南部では4月上旬、北部では4月中旬から満開となる見込み。弘前公園(青森県)は4月15日に開花し、20日に満開を迎える予想。

◆ 関東
例年よりやや早い~早い開花の予想。

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3月14日に全国に先駆けて東京(靖国神社)での開花が発表された。今後は18日に横浜で開花し、3月下旬にかけて桜前線が北上していく。南部では3月下旬に、北部では3月末に満開を迎える見込み。

◆ 中部
中部は例年並~やや早い開花となる所が多い見込み。

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開花は3月21日に名古屋・甲府から始まり、22日に岐阜、23日に静岡が続く。桜前線は4月初めにかけ、太平洋側から日本海側や標高の高いエリアへと進んでいく予想。東海は3月末に満開となり、4月上旬にかけて北陸や長野でも段々と満開を迎える見込み。

◆ 近畿
近畿は例年よりやや早い~早い開花となる所が多い見込み。

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3月21日に大阪・京都・和歌山を皮切りに開花が始まる。開花は順調に進み、3月中に開花を迎えるところが多い予想。3月末から各地で満開を迎え、嵐山(京都府)では3月30日に満開となる見込み。

◆ 中国・四国
例年並み~やや早い開花となる所が多い見込み。

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3月20日に広島・松山・高知から開花が始まり、21日に高松が続く。開花は順調に進み、3月下旬に開花を迎える所が多い予想。3月末には各地で満開を迎える見込み。

◆ 九州
九州は、北部では例年並の開花を迎える所が多く、南部では例年よりやや遅い開花を迎える所が多い見込み。

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開花は3月20日に福岡で始まり、22日に佐賀・長崎・熊本が続く。3月末までに各地で開花を迎え、開花の早かった所から順に、北部では3月末、南部では4月上旬に満開を迎える予想。