4代目となる新型「フィット」は、速さや広さといった“数値”を追い求めるのをやめ、乗った人が“心地よい”と感じることを優先して開発されたクルマ。4つの心地よさ「心地よい視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」を具現化している。
従来の「グレード」という考え方も廃止し、ライフスタイルに合わせた5つのタイプを設定したのも新型「フィット」の大きな特徴。タイプとしては「BASIC」「HOME」「NESS」「CROSSTAR」「LUXE」が用意された。
(画像はアウトドアテイストの「CROSSTAR」)
パワーユニットではガソリンエンジンのほかに、日常シーンのほとんどをモーターで走行する「e:HEV」が採用されている。
今回ホンダが発表した受注実績の特徴としては、タイプ別では「HOME」の人気が最も高く、全体の47%を占めていることが明らかとなった。これに「BASIC」(19%)、「LUXE」(14%)、「CROSSTAR」(14%)が続いている。
パワーユニットでは「e:HEV」の選択率が全体の72%に達し、「ガソリンエンジン」の28%を圧倒した。
カラーリングでは、「e:HEV」モデルでは「プラチナホワイト・パール」の人気が最も高く、24%を占めた。「ガソリンエンジン」モデルでは「プレミアムサンライトホワイト・パール」(24%)が最も人気のカラーとなっている。