マセラティが、同社の新しいスーパースポーツ「MC20」のプロトタイプを公開した。マセラティはレース界に復帰することを公表しているが、「MC20」はその新しい時代の幕開けを飾るモデル。


「MC20」の「MC」は「マセラティ コルセ」を、「20」は2020年を意味している。マセラティは1926年に生産し、初めて「トライデント」バッジを装着したモデルを「Tipo 26（ディーポ26）」と命名している。今回もこの例にならい、マセラティ新時代の先陣を切るモデル「MC20」の名称にも、生産年である2020年を含めた。



今回公開された画像は、ミラノのアファーリ広場に設置されているマウリツィオ・カテラン氏による彫刻「L.O.V.E.」の前で撮影されたもの。マセラティは今後、ミラノに続いてイタリアの各地を巡りながら「MC20」を撮影し、その画像を公開しつつ、モデナへと戻るという。


「MC20」はモデナ工場で生産され、2020年5月末にモデナで公開される。モデナ工場は今後、電動パワートレイン設備や、革新的なペイントショップを備えたものとなる予定。