Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
(C)Urwahn Engineering

Urwahn Engineeringは、フレームにサスペンションとしての機能を組み込んだ自転車「STADTFUCHS」などで知られるメーカー。そのUrwahn Engineeringから電動アシスト自転車「PLATZHIRSCH」が近く販売開始されます。

Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
Urwahn Engineeringによる電動アシスト「PLATZHIRSCH」
(C)Urwahn Engineering

Urwahn Engineering製品の特長を一言で説明すれば、「忙しいビジネスパーソン向けの通勤用自転車」。ダイナモ&フレーム組み込みライトでライトの充電の手間がなく、ベルトドライブにより注油の必要がありません。また、雨の日も通勤しなければならないビジネスパーソン向けに、制動系にはディスクブレーキが装備されています。


Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
ベルトドライブでメンテナンスが楽
(C)Urwahn Engineering

Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
テールランプも充電不要
(C)Urwahn Engineering

シートまわりの独自の形状は、地面からの衝撃を吸収するサスペンションとして機能。都市部走行では避けられない段差越えなどで、サイクリストの身体への負担を軽減してくれます。またシートチューブが無い構造のため、フレーム重量が軽くなるというメリットも。

Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
シートまわりがサスペンション
(C)Urwahn Engineering

今回発表された新製品「PLATZHIRSCH」は、Urwahn Engineeringによる既発自転車の良さはそのままに、モーターによるアシストパワーをプラス。より楽な移動、より快適な通勤を可能にしたE-Bikeです。

Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
モーター搭載で、もっと遠くまで
(C)Urwahn Engineering

モーターは最大トルク40Nmを発生する250Wのリアハブタイプ。Urwahn Engineeringによる自転車のフレームは溶接跡がないのが特徴ですが、リアハブモーターはこの美しさに影響を与えていません。

Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
リアハブモーター装備
(C)Urwahn Engineering

バッテリーはダウンチューブに組み込まれ、こちらもフレームの美しさを損なわない仕様に。また、ボトルホルダーに装着できるドリンクボトルデザインの追加バッテリーも用意されており、装備することでアシスト距離を伸ばせるようになっています。

Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
ボトル偽装タイプ!懐かしい!!
(C)Urwahn Engineering

電動化されたにもかかわらず、重さは14.5キロと軽量。バッテリー切れを起こしても、普通の自転車と同じように走れます。

Urwahnの自転車に電動アシストバージョン「PLATZHIRSCH」
歩道橋を担いでのぼるのにも便利です
(C)Urwahn Engineering

ドイツでの価格は3,990ユーロから。日本での販売についてUrwahn Engineeringに尋ねたところ、同社は日本での販売代理店を探しているが、「PLATZHIRSCH」の発売日までに見つけるのは難しい、との回答を得ました。

でも、モーターの装備されていない「STADTFUCHS」であれば、同社の公式Webショップから購入しできます。日本への配送も行っているので、この独自のフレーム形状が気にいった方は、試してみてはいかがでしょう?ほかに無いデザインの自転車で目立てること請け合いです。

(本稿中の画像はUrwahn EngineeringのRamon Thomasさんより提供していただきました。