150ccのロードスポーツバイク スズキ新型「ジクサー」が3月4日に販売開始される。欧州のデザイントレンドを取り入れることで、洗練されたスタイリングに仕上げられた。
外観では、カウルを車体中心に向けてコンパクトに凝縮したプロポーション(欧州のデザイントレンド)が採用されており、スズキの大型スポーツバイクと共通イメージのスタイリングとされている。
LEDヘッドランプ、シュラウド、タンクは一体感のあるデザインで、力強い印象を打ち出している。タンクはボリュームのある形状で、スリムなシートとの対比により、抑揚のきいたデザインとされた。
リアではショートタイプのサイレンサーに2つの排気口を設けたデュアルタイプマフラーが装備されている。
パワーユニットには最高出力14PS、最大トルク14Nmを発生する空冷4サイクル単気筒SOHC154cccエンジンが搭載された。装備重量139kgという軽量なボディをパワフルに前進させる。
足回りでは、インナーチューブ径41mmのフロントフォークと、7段階プリロード調整式のリヤサスペンションが搭載された。タイヤでは140サイズのラジアルタイヤがリアに採用されている。
制動系では、フロントにABSを標準装備した前後輪ディスクブレーキ(前266mm、後220mm)が搭載されている。
その他、フルデジタル表示の液晶多機能メーターが装備された。
ボディカラーは「グラススパークルブラック/トリトンブルーメタリック」「グラススパークルブラック」「ソニックシルバーメタリック/グラススパークルブラック」の3色設定。メーカー希望小売価格は35万2,000円。