トヨタは11月5日に販売開始された新型「ライズ」の受注台数を発表した。発売から1か月にあたる12月4日の時点で、月販目標台数(4,100台)の約8倍となる約3万2,000台に達したとしており、コンパクトSUVの人気の高さを証明した。

トヨタ新型「ライズ」、目標の8倍売れているそうです
新型「ライズ」、1か月で約3万2,000台を受注

「ライズ」は、「SUVに乗りたい、荷物をたくさん積みたい、でも運転しやすいコンパクトなサイズがいい」という顧客の要望に応えたクルマ。全長4m以下の5ナンバーサイズながら、SUVらしい力強いエクステリアを与えられた。


トヨタ新型「ライズ」、目標の8倍売れているそうです
5ナンバーサイズのコンパクトなSUV

369Lというクラストップレベルの大容量ラゲージを装備。ラゲージエリアはリヤシートを倒すことでさらに拡大できる。

トヨタ新型「ライズ」、目標の8倍売れているそうです
クラストップレベルの荷室

また、メーカー希望小売価格が最上位グレードの「Z」であっても206万円(2WD車)と、買い得感が高いのも人気の秘密となっている。

トヨタ新型「ライズ」、目標の8倍売れているそうです
絶妙な価格設定

受注実績の特徴としては、グレード別では最上位グレード「Z」の受注台数がダントツで多く、全体の7割を占めているという。「G」グレードが2割でこれに続いた。

トヨタ新型「ライズ」
「Z」「G」グレードに装備された
「LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ」

ボディカラーでは3割が「シャイニングホワイトパール」を選択している。2割が「ブラックマイカメタリック」を、1割が「ブライトシルバーメタリック」を選択した。SUVらしいカラー「マスタードイエローマイカメタリック」や、「ライズ」のイメージカラーともなっている「ターコイズブルーマイカメタリック」よりも、日常で使い易いホワイトやブラックが選ばれているのが興味深い。

トヨタ新型「ライズ」
日常で使い易い
1番人気の「シャイニングホワイトパール」

メーカーオプションでは「ブラインドスポットモニター+リヤクロストラフィックアラート」の選択率が4割(Z、Gグレード内比率)で、「ナビレディパッケージ」が4割(総数内比率)となった。

トヨタ新型「ライズ」
2番目に人気の高い「ブラックマイカメタリック」