ジャガーが新型「Fタイプ」を発表しました。2012年の発表以来、初となる大幅なデザイン変更が施されています。


新型「Fタイプ」のフロントフェイスでは、薄型で横長のLEDヘッドライトが採用され、逞しさを強調しています。



グリルはメッシュ仕上げの大型なもの。ボンネットやグリルデザインも、従来モデルからは大きく変更されました。

リアにもフロント同様、薄型のLEDテールライトを搭載。シケイン風デザインで、スポーティさを演出しています。


インテリアでは、素材により高品質なものが採用されました。シートは軽量なスリムラインで、モノグラムステッチがアクセントとして加えられています。



コックピットには12.3インチHDディスプレイで構成されたバーチャルインストルメントクラスターを搭載。ジャガーによる最新のインフォテインメントも装備しており、このシステムはApple CarPlayにも対応。スマートフォンで使いなれたアプリなどを利用可能としています。



搭載されるエンジンは300PSを発揮する2.0L 4気筒ターボと、450PSを発揮するスーパーチャージャー付き5.0L V8。このうち5.0L V8エンジンは2,500rpmで最大トルク580Nmを発揮し、0-60mph（96.6km/h）加速で4.4秒を達成しています。最高速度は284.9km/hを実現しました。


「Fタイプ R」では最高出力を575PS、最大トルクを700Nmに高めたV8エンジンを搭載。0-60mph（96.6km/h）加速では3.5秒を達成しています。最高速度は299.3km/h（リミッター作動）とされています。


この他、一部市場では380PSを発揮するV6エンジンもラインナップされます。

英国ではすでに予約を受け付け中。価格は5万4,060英ポンド（約763万円）からとされています。