ヤマハが電動バイク「E01」「E02」を東京モーターショーで世界初披露する。また、小型電動モビリティ「TRITOWN」、電動低速モビリティ「YNF-01」、電動スクーター「E-Vino」、電動トライアルバイク「TY-E」など、各種電動ビークルを出展する。

■「E01」(世界初披露)
「E01」は、エンジン出力125cc相当の電動バイク。都市間移動も快適にこなせる出力が与えられている。


ヤマハが電動バイク「E01」「E02」を東京モーターショーで世界初披露
エンジン出力125cc相当の電動バイク「E01」(参考出品車)

従来のスクーター技術とEV技術を融合し、実用性と走りの上質感を両立させた。急速充電にも対応する。

■「E02」(世界初披露)
「E02」はエンジン出力50cc相当の電動バイク。電動ならではの滑らかでスムーズな走りを追求した。

ヤマハが電動バイク「E01」「E02」を東京モーターショーで世界初披露
エンジン出力50cc相当の電動バイク「E02」(参考出展車)

小型・軽量で扱いやすいボディに、手軽な着脱式のバッテリーが搭載されている。デザインはバッテリーとモーターで構成されるパワートレインを視覚化したものとされた。

■「TRITOWN」
「TRITOWN」はTRICITYのようなLMW機構を備えたフロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティ。ライダー自身のバランスコントロールによって姿勢制御を行うシンプルな機構で、ラストワンマイルの移動に対応する。

フロント2輪の小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN」
小型電動立ち乗りモビリティ「TRITOWN」

ヤマハ現在、「TRITOWN」の実証実験を、国内のレジャー施設や公園等で進めている。

■「YNF-01」
「YNF-01」は乗る人の冒険心を掻き立てる走破性とデザインを両立した、低速モビリティのコンセプトモデル。オフテイストのデザインに、大径タイヤと4輪独立サスペンションを装備して、乗る者の「行きたい場所にはすべて行き、やりたいことはすべてやる」という意欲を刺激する。

電動低速モビリティYNF-01
電動低速モビリティ「YNF-01」

■「E-Vino」
「E-Vino」は原付1種スクーター「Vino」をベースにした電動コミューター。スムーズな加速感や、極低速での優れた実用トルク、手軽な着脱式バッテリー等を特徴としている。東京モーターショーでは、特別カラーで出展される。

「Vino」をベースにした電動コミューター「E-Vino」
「Vino」をベースにした電動コミューター「E-Vino」
東京モーターショー特別カラーで出展

■「TY-E」
「TY-E」は電動トライアルバイクの先行開発車両。 CFRPモノコックフレームに高回転型の小型高出力モーターを搭載し、力強い低速トルクと伸びやかな加速性能で高い走破性を実現する。

電動トライアルバイクTY-E
電動トライアルバイク「TY-E」

黒山健一選手のライディングによりFIMトライアル世界選手権TRIAL Eクラスに参戦し、2018年、2019年ともにランキング2位を獲得している。

第46回東京モーターショー2019は、10月24日から11月4日まで、東京ビッグサイトで開催される。