「GoSun Chill」はビールや食材を冷たくキープできるクーラーボックス。太陽光を利用したソーラークッカーの開発を続ける米国GoSun Stoveが開発した。

太陽電池クーラーボックス「GoSun Chill」
ビールや食材を冷たくキープできるクーラーボックス「GoSun Chill」

一般的なクーラーボックスは、氷や保冷剤など使って内部の食材の温度を低く保つ。だが「GoSun Chill」は家庭用冷蔵庫に近い仕組みを持っており、コンプレッサーをリチウムイオン電池で作動させて内部の温度を下げている。


 太陽電池クーラーボックス「GoSun Chill」
家庭用冷蔵庫に近い構造

氷や保冷剤を入れるスペースが不要となった分、従来型のクーラーボックスよりも多くの食材を冷やせるのが特徴。また、「氷が溶けて、ビールがぬるい!」なんていう悲劇もに見舞われることもなくなる。

 太陽電池クーラーボックス「GoSun Chill」
ビール、冷えてます!

GoSun Stoveは「GoSun Chill」の電源として、ソーラーパネルとソーラーテーブルを別売りで用意している。中でもGoSun Stoveが勧めているのはソーラーテーブル。この下に「GoSun Chill」を置いておけば、直射日光で内部の食材が温まるのを防げるという効果も期待できる。

 太陽電池クーラーボックス「GoSun Chill」
ソーラーパネルで「GoSun Chill」に電力を供給するソーラーテーブル

ソーラーテーブルは発電できるだけでなく、クッキングテーブルとしても利用可能。さらにGoSun Stoveのソーラークッカーと組み合わせれば、「太陽光で食材を冷やして持ち運び、太陽光で調理する」というエコなキャンプが可能となる。

 太陽電池クーラーボックス「GoSun Chill」
究極のエコキャンプ?

「GoSun Chill」のバッテリーはソーラーパネルやソーラーテーブルからだけでなく、家庭用電源やクルマのシガーソケットからの電力で充電可能だ。

 太陽電池クーラーボックス「GoSun Chill」
うまそうだワン

GoSun Stoveは公式Webサイトで「GoSun Chill」のプリオーダーを受付中。価格は579ドルで日本への送料が別途280ドル必要となる。