米国のキャンピングカーブランドAirstreamが、小型のキャンピングトレーラー「Bambi」と「Caravel」をラインナップに復活させた。

Airstreamから、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」復活
Airstream「Bambi」「Caravel」復活

「Bambi」「Caravel」は、同社が1950~60年代に販売していたシングルアクスルのキャンピングトレーラー。日本では移動販売の店舗として目にしたことがある人も多いのではないか?また、以前はキャンピングカーショーなどで中古車両が販売されていることもあったが、最近はそのような機会も減りつつある。


今回の「Bambi」「Caravel」の復活は、最近の小型キャンピングトレーラー人気の高まりを受けてのもの。「キャンピングトレーラーを使いたいが、トレーラーを牽引するためにクルマを買い替えるのは嫌だ」「狭いキャンプ場でも使えるトレーラーが欲しい」。そのような要求に応えるため、「Bambi」「Caravel」は復活した。

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
パワーの無いクルマでも牽引できる

外観は昔ながらのアルミの丸っこいデザインを維持。だがBluetoothスピーカーやエアコン、オプションで装着できるソーラーパネルキットなど、最新の装備も搭載された。

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
昔ながらの丸っこいルックス

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
だが車内にはBluetoothスピーカーや

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
エアコンなどが装備されている

「Bambi」は全長4.88メートルから6.7メートルまでの4サイズ展開。最小の4.88メートルサイズでもベッド、トイレ、シャワー、キッチン(コンロ、電子レンジ、冷蔵庫付き)、テーブルが付いている。

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
すべてのサイズにベッドや

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
トイレ

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
キッチンやテーブルが付いている

より価格の高い「Caravel」も全長4.88メートルから6.7メートルまでの4サイズ。「Bambi」と比較した場合の違いとしては、前後に装備されたパノラマウィンドウがあげられる。これによりトレーラー内から外の景色を楽しむことが可能だ。

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
前後にパノラマウィンドウ装備

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
車内から外の景色を楽しめる

インテリアには、よりグレードの高い調度品が採用された。

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
グレードの高いインテリア

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
キッチンも高級なものを採用

米国での販売価格は「Bambi」が4万8,900ドルからで、「Caravel」は6万900ドルから。

Airstream、キャンピングトレーラー「Bambi」「Caravel」をラインナップに復活
価格はサイズや装備によって異なる

日本での販売について米国AirstreamにEメールで問い合わせたが、本稿掲載時までに回答を得ることはできなかった。