「SlingBoard 2.0 +SlingStick 2.0」は、パドルで漕いで進むスケートボード。米国フロリダに本拠を置くSlingBoardが開発しました。
女性が手に持っているパドルが「SlingStick 2.0」
陸上でもスタンドアップパドルボードを楽しみたい、あるいは水のないところでもパドルを使って移動したいと考える人向けに開発されたボード。スケートボードのようなスピード感に加えて、パドルを漕ぐことによる上半身の強化が期待できます。
製品名に2.0とあることからもわかるように、製品自体は既に販売されています。今回の2.0ではフットブレーキが装備され、より安全性が高められました。これにより、米国などではトレーニング器具としてだけでなく、ラストマイル移動でも利用可能となりました。
その他、リムがアルミ製になった、パドルがより軽く使い易くなったなどの変更点があるそうです。
以前からの特長としては、一般的なスケートボードよりもスタンディングエリアが幅広なことがあげられます。このため、スタンドアップパドルボードと同じような立ち方が可能となっています。
12インチの大径タイヤが装備されているのも、「SlingBoard+SlingStick」の特長。従来のスケートボードでは走行できなかったオフロードもこなせます。
日本では通勤利用は難しそうな「SlingBoard 2.0 +SlingStick 2.0」。でも、利用を許可してくれるスケートボードパークなどで走行すれば、楽しみながら上半身の筋肉を鍛えられるかもしれません。