Uno Bolt」は一輪車なのに倒れにくい電動バイク。米国Uno Boltが開発・販売しています。その「Uno Bolt」シリーズのラインナップに、立ち乗りもできる小型タイプの「MINI」が追加されました。

一輪なのに倒れない電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」登場
「Uno Bolt」シリーズの新作、立ち乗りもできる「MINI」

一輪なのに倒れない電動バイクUno Bolt
参考画像:Uno Boltが販売している一輪電動バイク「Uno Bolt」

「MINI」は「Uno Bolt」同様、セグウェイのように重心移動で操縦する乗り物。身体を前に傾ければ前進し、後ろに傾ければ減速・停止します。左右どちらかに曲がりたい場合には、進みたい方向に身体を傾けるという仕組みになっています。


一輪なのに倒れない電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」登場
身体を傾けて曲がる

「Uno Bolt」同様、ジャイロスタビライザーを搭載。このため倒れにくく、初めて乗る人でもすぐに乗りこなせるようになると、Uno Bolt創業者であり「Uno Bolt」シリーズの考案者であるSean Chanさんは述べています。

電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」
ひいて歩くのも楽です

「Uno Bolt」と比べたときの「MINI」のメリットは、小型化、軽量化されたこと。シートを装着してもそれほどスペースを取らないサイズなので、狭い場所にも収納可能となりました。また、価格もさらに手頃なものに。「Uno Bolt」はもともと競合する電動一輪バイクよりも低価格だったのですが、「MINI」になってより安価な設定とされています。

電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」登場
サドルはバイクっぽいものから、
自転車のものに変更されました

最高速度は時速約35キロと「Uno Bolt」と同じ。フル充電で走行可能な距離は約37キロとなっています。ちょっと短いと思うかもしれませんが、このバッテリーは取り外しが可能。予備バッテリーを持ち歩けば、走行可能距離をのばすことができます。

電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」登場
バッテリーが切れたら予備を取り出し

電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」登場
交換して走れます

開発元のUno Boltは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資者募集のキャンペーンを実施中。本稿執筆時点では、699ドルの出資プラス送料で「MINI」を1台入手可能となっています。出荷時期は2018年12月に予定されています。

電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」登場
安い!

残念ながらセグウェイタイプの乗り物は、日本では走行可能な場所がかなり制限されています。でも大学のキャンパス内や、企業の倉庫内などでは利用可能なところも。そのような場所での移動手段に「MINI」はぴったりかもしれません。何しろ、安く入手できます。

電動バイクUno Boltシリーズに、立ち乗りもできる「MINI」登場
キャンパス内移動にぴったり