20インチサイズの自転車「211 mobility6」が「DOPPELGANGER」から販売開始された。スポーツカーにインスパイヤされた“ウエッジシェイプ”なルックスと、持ち運びやすいフレームデザインが特徴。
「211 mobility6」は、クルマのトランクに入れて持ち運ぶことを前提にデザインされた折り畳み自転車。トランクが小さめのスポーツカーやハッチバックにも搭載できる。
スポーツカーのトランクから取り出した自転車が、ダサいデザインでは格好がつかない。そこで「211 mobility6」のフレームは、スポーツカーのデザインにインスパイアされた“ウェッジシェイプ(楔形)”とされた。上から見ると後輪周辺部は2つに分かれて太く、シートポストより前方はそれより細く、全体として楔形を形成しているのがわかる。フレームが前にいくほど下向きにカーブしているのも、ダウンフォースを求めた“ウェッジシェイプ”デザインの特徴だ。
ウェッジシェイプにしたからといって、自転車のボディにダウンフォースが発生するわけではない。だがスポーツカーに特徴的なこのデザインを取り入れたことで、クルマの横に並べてもそれほど違和感のないルックスに仕上げることができた。
フレームは、「パラレルツインフレーム」と呼ばれる独自のもの。その形状は手で握り易く、持ち運びしやすい。クルマに積む際にも高い利便性を発揮するだろう。
「パラレルツインフレーム」は便利
ドライブトレインには、シマノ製7段変速機と52Tのチェーンホイールを装備。20インチのミニベロでありながら、“走れる”自転車を目指している。
その他、ライディングポジションを豊富にするバーエンドグリップやスポーティーなルックスのサドル、そしてディスクブレーキなど、機能と視覚の両面で「走り」をアピールする仕様となっている。
価格はオープン。通販サイトAmazon.co.jpなどで購入できる。