父親役が似合う
父親役が似合う

トヨタ自動車がミニバン「VOXY(ヴォクシー)」の新CMを公開中。俳優の瑛太さんが自然に父親役を演じるようすに今更ながら時の流れを感じ、子どもだってあっという間に大きくなるだろうなと思わせる内容だ。

ヴォクシーは、トヨタが力を入れる車種の1つ。2014年の全面改良から好調が続き、ミニバン(3列シートの国産車)としては2年連続で国内販売台数トップ(※)とのこと。
 
ハイブリッドのミニバン「ヴォクシーZS」
ハイブリッドのミニバン「ヴォクシーZS」

2016年初めに一部改良を施し、衝突回避支援パッケージを一部グレードに標準装備。エアロ仕様のハイブリッド車「ZS」も追加している。

インテリアはこんな感じ
インテリアはこんな感じ

新CMはこれに合わせて公開したもの。「一緒にいようぜ」という題名で、父子の時間を限りあるものとしつつ、ヴォクシーでキャンプに出かけた若い父親と、小さな息子が二人で過ごすようすを描いている。

日暮れのせまるキャンプ場で、川原の石を拾い、小さなかまどを組み、落ち枝を集めて、マッチをすって火をつける。できるだけ子どもに色々なことを自分でさせ、父親は手伝いながらじっと見まもる。




いつか成長してひとりだちするだろう息子の姿に、自分と似た何かを発見したり、逆に全く違う部分に驚いたり、安堵や戸惑いを感じる父親の声を、瑛太さんがモノローグで語る流れになっている。

瑛太さんは1982年生まれ。ミニバンで子どもをキャンプに連れてゆく父親役としては適齢かもしれないが、しかし2000年代の若々しい印象もつい昨日のことのように記憶に残っており、見ていて感慨深い。


CMの撮影では臨場感が出るよう、カメラを長回しにして、瑛太さんと子役の上野蒼真(ウエノソウマ)さんが実際に火をおこしたそう。撮影場所は福島県、磐梯山の北、小野川湖のほとりにある庄助キャンプ場。

(※)ミニバンとは3列シートの国産車を指します。販売台数は自販連調べ(2014年1月~2015年12月)。ミニバン順位はトヨタ自動車(株)調べ。

情報提供:トヨタマーケティングジャパン