Volvo(ボルボ)はクロスオーバーSUV「V60 Cross Country(クロスカントリー)」を設定し、販売開始した。

スポーツワゴンモデルのV60をベースに新たなエクステリアデザインを採用した。ハニカムデザインのフロントグリルをはじめ、フロント&リアのスキッドプレートやサイドスカッフプレート、グラファイトカラーのフェンダーエクステンションやグロッシーブラックのドアミラーカバーやサイドウィンドートリムなどが特徴だ。





インテリアはオプションで専用のブラウンステッチ、ツートーンカラーを用いたスポーツシートを選択できる。



専用サスペンションを採用し、V60に比べ全高は60mm高い1,540mm、最低地上高は65mm高い200mmとした。ラフロードでの走行性能を高めている。全高を1,540mmと抑えたことで、立体駐車場にも出入りしやすいそう。

エンジンは新世代クリーンディーゼル「D4」とガソリン「T5 AWD」を設定。D4は2.0L、4気筒ターボ付きで最高出力190ps、最大トルクは400Nmを発揮する。トランスミッションに8速ATを組み合わせることにより、JC08モードの燃費効率は19.5km/Lとなった。エコカー減税対象で自動車取得税および自動車重量税が免税、自動車税75%軽減。


T5 AWDは、2.5L直列5気筒ターボ付きで、最高出力254ps、最大トルク360Nmを発揮する。AWD方式で優れた走破性を実現し、急勾配の坂を下る際にブレーキを自動制御し、一定車速で走行することができるヒル・ディセント・コントロールを備える。

なお各モデルとも歩行者・サイクリスト検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレーキや全車速追従機能付ACCなどを標準装備している。

希望小売価格は494万円(税込)から。