最近のガソリンスタンドの多くはセルフサービスシステム。自分で給油口を開け、給油ノズルを差し込み、レバ―を引かなければならない。電気自動車でもこれは同じ。クルマの充電ポートリッドを開き、コネクタをポートに挿し、充電開始ボタンを押す必要がある。

テスラは、このような利用者の作業をロボットに代行させようと考えているようだ。同社は、開発中の自動充電システムの動画を公開した。



動画には、テスラ本体の充電ポートが自動でオープン。その後、充電用のケーブルがくねくねと動きながらコネクタを見つけて自ら刺さり、充電を開始する様子が収録されている。

このシステムが完成すれば、テスラユーザーは自分の手で充電をする必要がなくなるだろう。充電し忘れで走行できない、などということもなくなるかもしれない。

だが、その動きは少し気味が悪い。また、なぜか少し、エロティックだ。


充電用ケーブルの動きは、H・G・ウェルズによるSF作品『宇宙戦争』に登場するトライポッドの触手のようでもあり、尺取り虫のようでもあり、そしてもっと別の、ここには書けない種類の何かにも見える。

今回発表された自動充電システムはあくまでもプロトタイプ。製品化されたときには、これとは異なった形状になるのだろう。だが、この動きは、このままでいて欲しい気もする。


なぜかちょっと、エロい ― Tesla がロボット充電装置を開発中