山に巨大な炎の漢字が浮かぶ「大文字焼き」。それを花火を一緒に眺められる楽しいイベントを、箱根駒ヶ岳ロープウェーが8月16日に実施する。

大文字焼きと花火を一緒に!
大文字焼きと花火を一緒に!

黒々とした宵闇の中に燃える字を描く。夏の風物詩ではあるが、よく考えると日本には不思議な習慣があるものだ。京都が有名だが、実は全国各地である催しで、箱根では「強羅夏まつり」として毎年行っている。


駒ヶ岳山頂から眺められるよう、箱根駒ヶ岳ロープウェーでは当日夜間運行する。箱根園駅(箱根園内)より、19時のロープウェーに乗車し、19時20分までに頂上の広場へ集まると、係員が仕掛け花火と大文字焼きを一緒に観覧できる場所まで案内してくれる。

鑑賞時間は、最大で約1時間程度。相模湾展望広場に20時30分に集合し、20時35分発のロープウェーに乗って箱根園駅へ戻る。

運賃は往復で中学生以上が1,080円、小学生が540円。

参加に予約は不要だが、当日は天候によってロープウェーの運行が中止となる場合もある。電話で確かめてから足を運んだ方がよさそうだ。