富士山を眺めながら黄昏の河口湖で夕涼みをする「サンセットクルーズ」が8月14日~16日に運航される。富士五湖汽船の遊覧船「アンソレイユ」の特別企画だ。


河口湖は「影うつす 富士の高嶺に うもれて残る 水無き河口の海」と歌われ、逆さ富士の名勝地として知られる。富士五湖の中では山中湖に続いて大きい。


この湖水を行くアンソレイユはフランス語で「日当たり良好!」を意味する名を持ち、南欧のレイクリゾートを念頭に作られた船だ。船内には3つのスペースがあり、1階の船内客室はテーブル、ソファーを設置し、晴れた日には2階席スペースで富士山を楽しめる。1階後方スペースはテント張りの屋根付きで、車椅子でも乗れるバリアフリーのエリア。またペットと一緒に乗船も可能だ。

サンセットクルーズではこのアンソレイユをライトアップし、宵闇の迫る水上をゆっくりと巡る。予約がなくても利用でき、地ビール、かき氷、ソフトドリンクなども買える。


乗り場は、富士急行河口湖駅から徒歩10分の河口湖畔船津浜。出航時間は18時と19時の2回。所要時間は30分。料金は大人1,000円、子ども(小学生)500円。未就学児は無料。予約なしでも乗れるそう。