軽乗用車 トヨタ「ピクシス メガ」が7月2日に販売開始された。ダイハツからOEM供給されるモデルの第4弾で、ダイハツでの名称は「ウェイク」。東京モーターショー2013にコンセプトカーとして出展された際、「ウェイク」は「DECA DECA(デカデカ)」と呼ばれていた。そのときの印象が強い人にとっては、「メガ(巨大な)」を含むトヨタ版の名称の方がしっくりくるかもしれない。


「ピクシス メガ」は、日常生活だけでなく、レジャー用途でも幅広く使える軽乗用車。「視界の良さ」と「広々とした室内空間」を特徴としている。



「視界の良さ」では、アイポイントを5ナンバーミニバン並みの1,387ミリとし、運転席からの見晴らしの良さを実現。ドライバーの視界を確保し、ゆとりある運転を可能とした。


「広々とした室内空間」では、室内高を軽自動車トップレベルの1,455ミリとし、大人4人がゆったりと乗車できる広々とした室内空間を実現した。サスペンションやボディ構造を見直し、1,835ミリもの全高にも関わらず、操縦安定性を確保している。


■「ピクシス メガ」車両概要
◆ミニバン並みの見晴らし
・アイポイントをミニバン並みの1,387mmとすることで、ドライバーの視界を確保し、ゆとりある運転をサポート

・助手席サイドミラーにアンダーミラーを追加し、運転席から見えにくい車両左側面の視界を確保するとともに、室内のバックドア上部にリヤアンダーミラーを設定することで、後方視界も確保


◆広々とした室内空間
・軽自動車トップレベルの室内高1,455ミリにより、大人4人がゆったりと乗車できる室内空間を実現。また、ドア開口高さを1,700ミリとし、楽な姿勢で乗り込むことを可能としている。

・約90Lの大容量ラゲージアンダートランクを設定。アンダートランクを活用することで荷室高は最大1,485ミリとなり、長尺物を縦に積載が可能


◆車高の高さを感じさせない操縦安定性
・高速走行時の操縦安定性を高める空力フィンを、ドアミラーとリヤコンビネーションランプに採用


価格は135万円から174万9,600円(消費税込み)。