クルマに乗っていて出くわしたら、ちょっと怖くなるかもしれない。黒々と茂った木の葉に包まれて光るようすが「一つ目妖怪」のようだと Twitter 上で話題になっているのが、茨城県日立市にあるとある信号機だ。

妖怪信号、言い得て妙(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)
妖怪信号、言い得て妙(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)

この「妖怪信号」を紹介したのは、世界の謎や不思議を専門とする変な雑誌「月刊ムー」などと縁深い「謎学研究家」の三神たけるさん。5月末に「日立のとある信号。ほとんど妖怪である」と何気なく写真を投稿したところ、あっという間に Twitter 上で広まって注目を集めた。

「通っていいですよ」と言っている(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)
「通っていいですよ」と言っている(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)

もともと Twitter などは似た者同士が集まりやすい。謎や不思議を愛する同好の士であれば妖しくも心引かれる写真を仲間と共有したくなるのは当然かもしれない。結果として大きな話題になったことで、テレビまでこの信号を取り上げた。

「はい、徐行して下さい」と言っている(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)
「はい、徐行して下さい」と言っている(Twitter ユーザーの厚意により許諾を得て転載)

さて信号の場所だが、三神たけるさんによると、JR 東日本、日立駅の近くで、イトーヨーカドーの裏あたり。ココストアの角、三叉路のあたりだそう。なるほどと Google マップの「ストリートビュー」でそのあたりを調べてみると、それらしき姿が。

Google マップにそれらしき姿が
Google マップにそれらしき姿が

なるほど、街路樹の葉が茂って信号機にかぶさるほどになったらしいとうかがい知れる。ただストリートビューを見る限り、茂った葉はきちんと刈り込んでしまうようなので、たまたまタイミングが合って撮影できた一枚なのかもしれない。