GPS サイクルコンピューターなど GPS デバイスを製造するガーミンは CES 2015 で、2015年の新製品ラインナップを発表した。ラインナップには、GPS 搭載スマートウォッチ「vivoactive」、GPS ウォッチ「fenix 3」、そして GPS マップウォッチ「epix」が含まれている。


■GPS 搭載スマートウォッチ「vivoactive」


「vivoactive」は、軽量で薄型のスマートウォッチ。すでに市場に出回っている一般的なスマートウォッチの機能に加え、GPS 機能を活かした各種アプリが利用できる。

GPS 搭載スマートウォッチ「vivoactive」
GPS 搭載スマートウォッチ「vivoactive」

ビルトインアプリでは、ジョギング、サイクリング、スイミング、ゴルフ、ウォーキングでの、GPS を利用したトラッキングが可能だ。例えばサイクリングアプリでは、GPS を活用して「走行距離」「走行速度」などを記録できる。別売りの心拍数センサーなどを購入すれば、日々のトレーニングによる心肺機能の向上状況を記録可能だ。

ジョギング、サイクリングなどでの GPS を利用したトラッキングが可能
ジョギング、サイクリングなどでの GPS を利用したトラッキングが可能

ガーミンは今後2か月以内に、ガーミンの GPS デバイス向けアプリストア Connect IQ をオープンするとしている。このアプリストアでアプリを追加することで、利用者は「vivoactive」を自分好みにカスタマイズすることもできる。

「vivoactive」には、一般的なスマートウォッチ同様、Bluetooth 経由でスマートフォンと連携する機能も搭載されており、電話の着信や E メールメッセージ、Facebook や Twitter などの SNS からの通知などを表示できる。

一般的なスマートウォッチ同様、スマートフォンと連携機能が搭載されている
一般的なスマートウォッチ同様、スマートフォンと連携機能が搭載されている

バッテリーは、GPS をオフにしている場合は、1回の充電で最大3週間、オンにしている場合には最大10時間の利用が可能だ。価格は249ドル。


■GPS ウォッチ「fenix 3」

「fenix 3」は、新型 EXO GPS アンテナを搭載した GPS ウォッチ。高度計、気圧計、コンパスを搭載している。クロスカントリースキー、スノーボード、ハイキング、登山、トレイルランなど、様々なスポーツに対応している。

GPS ウォッチ「fenix 3」
GPS ウォッチ「fenix 3」

クロスカントリースキー、スノーボード、ハイキング、登山、トレイルランなど、  様々なスポーツに対応
クロスカントリースキー、スノーボード、ハイキング、登山、トレイルランなど、
様々なスポーツに対応

「vivoactive」同様、Connect IQ ストアからアプリを導入できる。価格は499.99ドル。

■GPS マップウォッチ「epix」

「epix」は、GPS マップを搭載した時計型デバイス。ハンズフリー GPS ナビを求める本格的アウトドア愛好家向けに開発された。GPS マップの表示用に、1.4型高解像度カラ―タッチスクリーンが採用されている、

GPS マップウォッチ「epix」
GPS マップウォッチ「epix」

「epix」には世界地図がプリロード済み。さらに衛星写真閲覧サービス「Birds Eye Satellite Imagery」を1年間利用可能なライセンスが付属する。価格は549.99ドル。

ハンズフリー GPS ナビを必要とする 本格的アウトドア愛好家のために開発された
ハンズフリー GPS ナビを必要とする 本格的アウトドア愛好家のために開発された

ガーミンはその他、利用者のフィットネス状況を管理するブレスレット「vivofit 2」なども公開した。

フィットネス管理ブレスレット「vivofit 2」
フィットネス管理ブレスレット「vivofit 2」