箱根登山鉄道は、25年ぶりに導入する新型車両3000形の愛称を「アレグラ(Allegra)号」に決定した。車両の愛称決定と営業運転開始を記念して、デビュー運行に抽選で60名を招待するとしている。


「アレグラ」とは、スイス・グラウビュンデン州の言語「ロマンシュ語」でのあいさつ言葉。同州には、箱根登山鉄道の姉妹提携鉄道「レーティッシュ鉄道」が走っていることにちなみ、この名称がつけられた。



「アレグラ号」は、80パーミルの急勾配、スイッチバック、88か所のカーブといった箱根の景色を存分に楽しめる座席レイアウトが特長となっている。川側の眺望が優れているので、展望ゾーンにおいては、川側により広いオープンスペースを取った。両先頭ゾーンは景観をより楽しむために床からのフルハイトの展望窓を配置し、前面の大きな窓と共に「運転席も含めた一体化した展望ゾーン」を創り出している。


 

箱根登山鉄道では、車両の愛称決定と営業運転開始を記念して、11月1日のデビュー運行の特別列車に30組60名を招待する。特別列車への招待に関する概要は次のとおり。

1.運行日 2014年11月1日
2.乗車区間 強羅駅から箱根湯本駅まで
3.運転時刻 強羅駅10時18分発→箱根湯本駅10時57分着
4.応募方法 はがきに「住所」「氏名」「年齢」「電話番号」を記入し、次の宛先に送付する

〒250-0045 神奈川県小田原市城山1-15-1
箱根登山鉄道株式会社 鉄道部 「アレグラ号デビュー運行」係


5.応募締切 9月26日

応募について詳細は、「アレグラ号」特設 Web サイトを参照されたい。