「Scrooser」はドイツ ドレスデンで開発された電動スクーター。そのデザインは、一般的な電動スクーターよりも、日本で1974年頃流行した「ローラースルー GOGO」に近い。太いタイヤを持つ「Scrooser」のデザインはクール! 大人のための「ローラースルーGOGO」と言えるかもしれない。


「Scrooser」は、大人のための「ローラースルー GOGO」?
「Scrooser」は、大人のための「ローラースルー GOGO」?

「Scrooser」の後輪部分には、1,000ワットの出力を持つモーターが搭載されている。だがそのモーターはスクーターのようにアクセルを回すことで始動するのではなく、「ローラースルーGOGO」のように搭乗者が片足で地面を蹴り「Scrooser」を時速3キロ以上で前進させることで始動する。始動後は、モーターは搭乗者が地面を蹴る力の4倍のパワーでスクーターを前進させるという仕組みだ。

「Scrooser」を時速3キロ以上で前進させると、モーターが始動する
「Scrooser」を時速3キロ以上で前進させると、モーターが始動する

「Scrooser」のモーターは、ある速度で搭乗者が蹴ることを止めたら、その速度で航行する。「Scrooser」にはシートが取り付けられており、地面を蹴る必要がなくなったら、座って走行可能だ。ライディングポジションは、ハーレーダビッドソンのようなものとなる。

シートに座ると、ハーレーっぽい?
シートに座ると、ハーレーっぽい?

「Scrooser」の重量は28キロ。バッテリーは3時間の充電で最大55キロの走行が可能だ。最高時速は25キロに抑えられている。