トヨタ自動車とパナソニックは、運転している自動車の位置情報と自宅などにある家電品の動作を連携させる新サービスを、2014年後半を目途に提供開始する計画だ。例えば、自動車で自宅に着く前にエアコンをつけるよう勧めるなど、スマートモビリティ/スマート家電/スマートホームの実用化を目指す。

トヨタとパナソニックが開発しているサービスのイメージ
トヨタとパナソニックが開発しているサービスのイメージ

この新サービスは、トヨタのクラウドサービス「トヨタスマートセンター」を介してパナソニックのスマート家電やスマートハウスと自動車をつなぐことで、スマートモビリティ社会のさらなる発展に取り組むとしている。


具体的な活用事例としては、自動車で出かけた際にエアコンの切り忘れを通知する、帰宅前にエアコンの起動を勧める、といったサービスが考えられる。

両社が現在共同で開発している新サービスは、6月18日から20日に東京ビッグサイト(江東区有明)で開催される「スマートコミュニティJapan 2014」のトヨタブース(SC-82)で紹介する。