ラスベガスの航空会社 Love Cloud は、空飛ぶラブホテル「Mile High Club(マイルハイクラブ)」サービスを提供しています。価格は40分の「Silver Package」コースが799ドルで、1時間半の「Platinum Package」コースが1,299ドル。Love Cloud のオンラインサイトで予約できます。

空飛ぶラブホテル「Mile High Club(マイルハイクラブ)」
空飛ぶラブホテル「Mile High Club(マイルハイクラブ)」

「Mile High Club(マイルハイクラブ)」は、ラスベガスの夜景を楽しみながらメイクラブしたいというカップルのリクエストに応えたサービス。起業家の Andy Johnson さん(32歳)が運営しています。

こんな夜景を楽しめます
こんな夜景を楽しめます

Johnson さんは6人乗りの小型機「セスナ421型機」を改造。機内から4つのシートを取り外し、空いたスペースにベッドを取り付け、カップルがメイクラブ可能な空間を作り上げました。

「空飛ぶラブホテル」のベースは、6人乗りの小型機「セスナ421」
「空飛ぶラブホテル」のベースは、6人乗りの小型機「セスナ421」

単にベッドが取り付けられただけではありません。機内にはカップルの気分を盛り上げるための様々な工夫がなされています。Johnson さんは照明を通常のものからムードたっぷりなものに交換。オーディオシステムも搭載しました。クッションもハート型のものを採用しています。また、当然のことですが、カップルの様子がパイロットから見えてしまったり、声が聞こえてしまったりといったことが起こらないための工夫も施されています。

機内にはカップルの気分を盛り上げるための様々な工夫が
機内にはカップルの気分を盛り上げるための様々な工夫が

衛生面にも気を使っています。ベッドまわりのクリーニングは、専門の業者に委託。利用者は、常に清潔なシーツを利用できます。ただし、シャワーは装備されていないので、事前に浴びてきて欲しいとのことです。

シャワーの装備はありません  機内後部に残された2つのシートは、離発着時に使用します
シャワーの装備はありません
機内後部に残された2つのシートは、離発着時に使用します

このサービスに対する反応は様々。米国人は概ね好意的ですが、欧州の人からは時間が短すぎるという否定的な意見が多いようです。例えばあるフランス人は、「40分では無理だ。最低3時間は飛んで欲しい」といったコメントを残しています。