ファーストキャビンは、「ファーストキャビン博多」を2014年春に開業する。所在地は、福岡県福岡市博多区中州3-7-24 gate's 8階(地下鉄「中洲川端駅」直結)を予定。カプセル数は120程度の見込み。料金は、一般的なカプセルホテルとビジネスホテルの中間程度に設定されるという。

「ファーストキャビン」カプセルイメージ
「ファーストキャビン」カプセルイメージ

ファーストキャビンは、カプセルホテルのスペースが限定されていることを逆手に取ったビジネス。カプセルを、飛行機のファーストクラスをイメージした「キャビン」として宿泊客に提供する。これにより手頃な価格を維持しつつ、宿泊客は飛行機のファーストクラスに搭乗している贅沢な気分を味わえるのが特徴。すでに大阪、京都、羽田空港、秋葉原で4施設が運営されており、「ファーストキャビン博多」は5つ目の施設となる。


「ファーストキャビン博多」エントランスイメージ
「ファーストキャビン博多」エントランスイメージ

ファーストキャビンでは、「ファーストクラス」と「ビジネスクラス」の2クラスが提供される。

ファーストクラスは床面積4.4平方メートルの「キャビン」に、120cm 幅のセミダブルサイズベッド、32型液晶テレビなどを備えた「地上のファーストクラス」を謳う部屋。Wi-Fi も利用可能になっている。

「ファーストクラス」キャビンイメージ
「ファーストクラス」キャビンイメージ

「ビジネスクラス」にも32型液晶テレビや Wi-Fi 接続機能が備えられている。ただし床面積は2.5平方メートルと若干狭く、ベッドの幅は100 cm となっている。


「エコノミークラス」のキャビンは存在しない。

エコノミークラスへの宿泊イメージ  (画像出典:Air New Zealand)
エコノミークラスへの宿泊イメージ
(画像出典:Air New Zealand)

なお、ファーストキャビンは、旅館業法上はカプセルホテルなどと同じ簡易宿泊所。このため、キャビンの出入り口に施錠することはできない。盗難などを防ぐために、ベッド下には鍵付きの収納が取り付けられている。また、宿泊エリアは男女別になっており、夫婦やカップルで同室に宿泊することはできない。

予約はファーストキャビンの予約専用ページなどで行うことができる。