ソーシャルゲーム開発を手掛けてきたスーパーアプリが、新事業としてスポーツ自転車に特化した買取サイト「スーパーサイクル」を立ち上げた。アクセスしてみると、ゲームに登場するようなキャラクターが出迎え、一瞬何のサイトを開いたのか分からなくるものの、斬新さを感じさせる試みだ。

なぜ萌え系?「スポーツ自転車」特化の買取サイト「スーパーサイクル」 スタート
なぜ萌え系?「スポーツ自転車」特化の買取サイト「スーパーサイクル」 スタート

スーパーアプリは、SNS 「GREE」「Mobage」などに幾つもゲームを提供している名古屋の企業。ゲーム以外に初めて進出した分野が、スポーツ自転車の買取販売だ。


ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク、ミニベロといった自転車本体に加え、それらのフレーム、ホイール、コンポーネント、アクセサリー、ウエアなどの部品類まで買い取るとしている。

利用の流れとしては事前に最短30秒で終わるオンライン査定を行い、金額に納得がいった場合はサイト上から本格的な査定を依頼する。するとスーパーサイクルから梱包用の段ボールやエアパッキンが申込書類とともに届く。これに自転車や保証書などを入れて発送すれば、本査定の後、正式に買取ということになる。

特徴として、本人確認書類をスキャナーで取り込んでサイト上から送信できるといった手続きの簡単さと、買取キャンセル料不要などコストの低さを打ち出している。

これに加え、同社ならではの「イメージキャラクターを用いたサービス展開」も重視しているようだ。確かにサイトの随所にキャラクターが現れる。さらにサイト上では2014年2月末までキャラクターの名称を募集しており、応募者のうち数人に優秀賞としてオリジナルグッズなどが当たる。ちなみにこのキャラクターは16歳の高校1年生で部活は自転車同好会に入っており、思い込みが激しく、普段はふわふわの天然系だが実は負けず嫌い、とのこと。

「スーパーサイクル」のイメージキャラクター
「スーパーサイクル」のイメージキャラクター