RLE Bikeが同社のE-Bike「Apocalypse(黙示録)」を、テスラ「サイバートラック」の荷台に搭載するキットの提供を開始しました。購入すれば、“火を噴く自転車”を「サイバートラック」の荷台に常備できるようになります。

「火炎放射器じゃないやつ」を装備したE-Bike「Apocalypse(黙示録)」
E-Bike「Apocalypse(黙示録)」を
テスラ「サイバートラック」の荷台にマウントするキット販売開始

「Apocalypse」は、リアキャリアに「Not-A-Flamethrower(火炎放射器じゃないやつ)」専用のマウントが取り付けられたE-Bike。「Not-A-Flamethrower」とはイーロン・マスクが所有するトンネル会社The Boring Companyが2018年に販売して話題となった商品です。RLE Bikeによれば、「サイバートラック」を購入する人は「Not-A-Flamethrower」を保有している確率も高いと考えられるのだとか。「買ってみたけど、使い道がない」と困っているユーザーに、自転車のリアに取り付けるという新しい用途を提案します。



ハンドルバーには「Not-A-Flamethrower」のリモコンを装着することも。装着すれば例えばゾンビに追われているとき、前を向いて全力でペダルを漕ぎながら、後方に火炎を放射してゾンビを追い払うことが可能になるそう。火炎放射はゾンビに対して効果的なのだそうです(諸説あります)。 「Not-A-Flamethrower」専用マウントにはクロスボウを装備することもできるので、様々な手段で「黙示録」の世界を生き延びられます。

「火炎放射器じゃないやつ」を装備したE-Bike「Apocalypse(黙示録)」
RLE Bikeは「Not-A-Flamethrower」のモックアップも販売します
モックアップなので炎を放射することはできません
価格は399ユーロ

今回提供開始されたキットは、テスラ「サイバートラック」の荷台に「Apocalypse」を2台搭載し、自動でバッテリーを充電できるもの。荷台に「Apocalypse」を常に装備しておくことで、「サイバートラック」でさえ手に負えない危機的な状況に陥った場合でも、生き延びる可能性を少し上げられます。

「火炎放射器じゃないやつ」を装備したE-Bike「Apocalypse(黙示録)」
テスラ「サイバートラック」の荷台に載せて置けば
バッテリ残量は常に100%!
いつでも逃げられる?

価格は2台の「Apocalypse」込みで9,999ユーロ(約120万円)から。「サイバートラック」の最廉価モデル(433万円)の3分の1以下の金額で、場合によっては「サイバートラック」以上にサバイバルに向いたE-Bikeが入手できるうれしい価格設定とされています。

「サイバートラック」の購入予定があり、かつ、近々にゾンビの襲来がありそうで不安でたまらないという方、「Apocalypse」も同時購入されてはいかがでしょう?でも「Not-A-Flamethrower」から放射される炎は1メートル程度までしかとどかない点にはご注意ください。

火炎放射器じゃないやつ
ゾンビには勝てないかも?