トライアンフが新型「Street Triple S」を発表

トライアンフ新型「Street Triple S」が発表された。上位モデルの「Street Triple RS」同様、よりアグレッシブなスタイリングが与えられている。

トライアンフが新型「Street Triple S」を発表
トライアンフ 新型「Street Triple S」

最高出力95.2PS、最大トルク66Nmを発揮する660ccトリプルエンジンを搭載。低回転域から全域にわたり高いパフォーマンスと迅速な応答性を提供する。また、エキゾーストシステムが改良され、ライダーは加速時の吸気音と、トリプルエンジンの放つ深みのあるサウンドを堪能可能となった。


トライアンフが新型「Street Triple S」を発表
660ccトリプルエンジンを搭載

外観は上位モデルの「Street Triple RS」に合わせ、よりアグレッシブな新しいスタイリングとされた。ヘッドライトは「Street Triple RS」同様、印象的な形状とされ、独自のフロントフェイスを形成している。

トライアンフが新型「Street Triple S」を発表
新しいツインLEDヘッドライト

ボディワークも一新された。新型モデルでは、より角ばった、よりスポーティな、そしてよりクリーンなラインが与えられている。新しいフライスクリーンとエアインテークがより際立ち、サイドパネル、リアユニットはすべて刷新された。カラースキームも一新され、クリスタルホワイトのカラーに対し、ディアブロレッド×ブラックのデカール、ブラックタンクバッジ、ブラックリアサブフレームが組み合わされた。

トライアンフが新型「Street Triple S」を発表
新しいカラースキーム

サスペンションにはShowa製41mm径セパレートファンクションフォーク(トラベル量:110mm)と、Showa製ピギーバッグリザーバータイプモノショックのリアサスペンションユニット(リアホイールトラベル:124mm)が採用された。

トライアンフが新型「Street Triple S」を発表
Showa製41mm径セパレートファンクションフォーク

制動系ではNissin製スライディングキャリパーを備えたフロントダブルディスクと、Brembo製プレミアムキャリパーを備えた固定式シングルリアディスクが装備されている。

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Nissin製スライディングキャリパーを備えたフロントダブルディスク

トライアンフが新型「Street Triple S」を発表
Brembo製シングルリアブレーキ(ABS付)

最新テクノロジーとしては、ライドバイワイヤシステム、トラクションコントロールなどが装備され、ライダーの走りをサポートする。また、「ロード」「レイン」の2つのライディングモードが採用されている。

トライアンフが新型「Street Triple S」を発表
ライディングモードなどを設定できるLCDディスプレイ

カラーは「クリスタルホワイト」メーカー希望小売価格は99万9,000円で、販売開始は2020年春頃に予定されている。