BMWのSAV「X5」にPHEVモデル「xDrive45e」と、V8エンジンモデル「M50i」

BMW「X5」のラインアップに、高い環境性能を持つPHEVモデル「xDrive45e(エックス・ドライブ・ヨン・ゴー・イー)」と、V型8気筒エンジンを搭載したハイ・パフォーマンス・モデル「M50i(エム・ゴー・マル・アイ)」が追加され、12月13日に販売開始された。

BMWのSAV「X5」にPHEVモデル「xDrive45e」と、V8エンジンモデル「M50i」

BMW「X5」は、優れたオフロード性能と、日常利用での機能性をあわせ持つ「スポーツ・アクティビティ・ビークル(Sports Activity Vehicle:SAV)」。2019年2月に発売された現行モデルは、先代よりも大きくなったボディ・サイズによるゆとりある室内空間や、オプションで用意された4輪アダプティブ・エア・サスペンションなど、SAVとしてのオフロード性能と機能性がより向上してる。


BMWのSAV「X5」にPHEVモデル「xDrive45e」と、V8エンジンモデル「M50i」

BMWのSAV「X5」にPHEVモデル「xDrive45e」と、V8エンジンモデル「M50i」

今回追加される2モデルのうち、PHEVモデル「xDrive45e」では、大容量の68Ahバッテリーを装備。1充電あたりのEV走行距離で約80kmを達成した。

BMWのSAV「X5」にPHEVモデル「xDrive45e」と、V8エンジンモデル「M50i」

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さらに、先代モデルが直列4気筒ガソリン・エンジンを搭載していたのに対して、新型モデルは、最新世代の直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載し、システム・トータル最高出力にして394PSを実現している。

BMWのSAV「X5」にPHEVモデル「xDrive45e」と、V8エンジンモデル「M50i」

4輪アダプティブ・エア・サスペンションを標準装備。路面状況や荷重に応じて各ホイールの高さを上下40mm調整し、安定感のある快適な走りを維持する。

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ドライビング・モードでは「Sport(スポーツ)」「Hybrid(ハイブリッド)」「Electric(エレクトリック)」「Adaptive(アダプティブ)」から選択可能。「Electric」モードを選択すれば、最高速度140km/hまでの範囲でEV走行が可能となる。

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バッテリー・コントロール・スイッチが設置されており、ガソリンエンジンで走行してバッテリーを充電することもできる。

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ハイ・パフォーマンス・モデル「M50i」では、最高出力530PS、最大トルク750Nmを発揮するV型8気筒ツイン・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載。0-100km/h加速は4.3秒を実現している。

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4輪駆動システム「BMW xDrive」やMディファレンシャルなどにより、オフロードでも安定したコントロールとスポーティーな走りが可能だ。

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Mパフォーマンス・モデル専用色であるセリウム・グレーをキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用。ハイ・パフォーマンス・モデルであることを外観でも示している。

BMWのSAV「X5」にPHEVモデル「xDrive45e」と、V8エンジンモデル「M50i」

メーカー希望小売価格は「xDrive45e」が1,028万円で、「xDrive45e M Sport」が1,118万円。「M50i」が1,354万円。