トヨタ 新型車「グランエース」が12月16日に販売開始される。3列シート6人乗りの「Premium」と、4列シート8人乗りの「G」の2グレードで展開されるフルサイズの高級ワゴン。


エクステリアでは、大型ラジエーターグリルによって形成されたフロントフェイスが特徴。ラジエーターグリルはヘッドランプと繋がり、上下、左右方向に張り出して存在感を高めた。



このグリルから伸びるデイタイムランニングランプと、クロム加飾フレームで囲まれたヘッドランプは、高級車らしい先進性を強調している。


サイドではクラッディングパネルや金属調加飾モールが低重心を印象付け、堂々とした佇まいを演出した。


リヤでは特徴のあるデザインのリヤコンビネーションランプとバックドアガーニッシュの組み合わせにより、堂々とした風格を表現している。


ボディカラーは、「ブラック」「シルバーメタリック」「ホワイトパールクリスタルシャイン（オプション設定）」のほか、全4色の展開とされた。


インテリアでは、3列シートの「Premium」では、2列目・3列目に「エクゼクティブパワーシート」を採用。ロングスライド機構やパワーリクライニング機構、パワーオットマン、快適温熱シート、格納式テーブルなどを装備しており、高い利便性と快適性を乗員に提供する。



4列シートの「G」では、2列目に「エグゼクティブパワーシート」、3列目には「リラックスキャプテンシート」を採用。4列目には「6:4分割チップアップシート」を採用し、乗車人数や手荷物の量に柔軟に対応可能とした。



インストルメントパネルでは、空調吹き出し部に金属調加飾を、助手席正面に木目調加飾を配して華やかさを演出した。


メーターフードには表皮巻きと本ステッチを実施。また、ステアリングホイールには本革を使用し、一部に木目調加飾を組み合わせることで、上質感を高めた。


スマートフォンと連携可能な「ディスプレイオーディオ」を標準装備。スマートフォンの地図アプリや音楽アプリなどを利用可能とした。


ドライブトレインには2.8Lディーゼルエンジンと6速ATを搭載。低回転からトルクフルな走行を実現し、WLTCモード走行燃費は10.0km/Lを達成している。


価格は3列シートの「Premium」が650万円で、4列シートの「G」が620万円。