トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露

トヨタは「RAV4 Prime」をLAオートショーで世界初披露する。日本での販売開始は2020年夏の予定。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
「RAV4 Prime」世界初披露

「RAV4 Prime」は、RAV4の基本性能をベースにしたプラグインハイブリッド(PHV)モデル。クラストップレベル(米国)の加速性能による、パワフルな走行を可能としている。


トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
RAV4の基本性能をベースにしたPHVモデル

新開発のプラグインハイブリッドシステムを搭載しており、システム出力では「RAV4」のハイブリッドモデルを83hp上回る302hpを実現。0-60mph(0-96km/h)加速では、ハイブリッド車での記録7.8秒を2秒短縮する5.8秒を達成した。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
0-60mph(0-96km/h)加速5.8秒

大容量化されたリチウムイオン電池は床下搭載とされ、PHVでありながら「RAV4」と同様の室内空間を確保している。また、低重心化により走行安定性が向上した。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
「RAV4」と同様の室内空間を確保

EVでの航続距離は約62km。駆動方式には「RAV4」のハイブリッド車と同様に「E-Four」(電気式4WDシステム)を採用し、「RAV4」の走破性の高さを継承している。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
「RAV4」の走破性の高さを継承

エクステリアデザインでは、専用ミッドグリルとロアバンパーを採用。メッシュグリルでスポーティさを際立たせ、ピアノブラックのアクセントで高級感を高めた。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
専用ミッドグリルとロアバンパーを採用

19インチ専用アルミホイールに大径タイヤを設定。SUVらしい力強さと安定感を表現している。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
19インチ専用アルミホイール

外板色には「スーパーソニックレッド」を新設定。ボディ下部をブラックに塗装し、ブラックルーフと合わせて、引き締まった印象を与えた。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
ボディ下部とルーフをブラックに

インテリアでは、視認性を高めるヘッドアップディスプレイや、大型9インチディスプレイオーディオをRAV4として初採用。スポーティな走行を支援するパドルシフトも設定されている。

トヨタ「RAV4 Prime」世界初披露
ヘッドアップディスプレイや大型9インチディスプレイオーディオを採用

LAオートショーは2019年11月23日から12月1日(一般公開日)まで開催される。